『フィラリア症の予防注射』を知っていますか?
1度のお注射で12か月間も効果が持続するお薬があるんです。
以前は副作用も報告されていましたが、より安全性が高まって効果も長くなりました。
1月~2月限定で接種しています。
興味のある方はお気軽にご連絡ください。
※事前に『とりおき予約』をお願いします。
接種の際には通常の『診察予約』をお願いします。
フィラリア予防注射のとりおき予約
フィラリア予防注射のとりおきキャンセル
『フィラリア症の予防注射』は以下のような特徴があります。
従来の『内服タイプ』の欠点は?
メリット1:投与忘れが起こりにくい
メリット2:混雑しない冬にフィラリア検査・予防ができる
メリット3:フィラリア予防が通年予防へPower Up!
メリット4:春の出費が分散できる
デメリット?:注意すべき点
従来の『内服タイプ』の欠点は?
フィラリア症の予防薬は『フィラリア感染を予防するお薬』ではなく、『体内に入ったフィラリア幼虫を定期的に駆除』するお薬です。
毎月の幼虫駆除薬を忘れずに投与する必要があります。
『内服タイプ』には以下のような問題点があります。
他にも以下のような原因での感染のリスクがあります。
- 飲ませ忘れてしまった
- 飲まずに隠れて出していた
- 下痢などのために吸収できなかった
- 予防期間外に暖かい地域へ行き、感染した
- 蚊がいなくなったので飲ませなかった
フィラリア症の危機感が薄れて来ているためか、予防薬の投与が徹底できている方は、意外と多くありません。
たった一回の飲み忘れで、フィラリアが成虫となってしまうことも…。
メリット1:投与忘れが起こりにくい
投与忘れの心配なし!
『新しいフィラリア予防』の注射は1度接種するだけで、ゆっくりと吸収されて、12か月間有効です。
12か月有効な注射へ変更することで、『うっかり感染』の心配がありません。
ご家族の動きやすいタイミングに接種できます!
混合ワクチンと同じ『年1回の接種』を忘れないようにしましょうね!
メリット2:混雑しない冬にフィラリア検査・予防ができる
混雑する春を避けてフィラリア検査
春は『フィラリア検査』だけでなく『狂犬病予防接種』があるために、動物病院は非常に混み合います。
12か月有効な『新しいフィラリア予防』にすると、空いている冬に検査と予防が済ませられます。
メリット3:フィラリア予防が通年予防へPower Up!
通年予防へPower UP!
日本でも最近の気候の変動によって、蚊のいる期間が伸びています。また、マンションなどは冬も蚊がいることもあります。『12か月間有効』な注射を使うことで、通年予防となります。
内服タイプの予防薬を通年投与すると、年間コストが高くなりますが、注射タイプであれば、従来の内服タイプとほぼ価格差なく通年予防へPower Upできます。
※体重により価格が変わり、大型犬ほど低コストになる傾向があります
メリット4:春の出費が分散できる
出費の分散化ができる
春は『フィラリア検査』『フィラリア予防薬』『狂犬病予防接種』『ノミ・マダニ駆除薬』などがあるため、ワンちゃんのご家族は出費に悩まされる季節です。
もちろん、ご家族も新生活などで出費の多い時期です。
『新しいフィラリア予防』の注射で冬にフィラリア検査・予防をすると、出費の分散化が可能です。
デメリット?:注意すべき点
フィラリア予防注射の注意点は?
『新しいフィラリア予防』の注射も万能ではありません。
ごくまれに以下のような副作用が起こることがあります。
発熱、顔のむくみ、アナフィラキシー
これらは『混合ワクチン』『狂犬病予防接種』と同じものです。
副作用の頻度も以前の『6か月有効タイプ』よりもかなり低く、むしろ 混合ワクチンよりも副作用は少ないと報告されています。
日本で既に40万頭を超えるワンちゃんがこの注射を受けており、 90%近い方が満足されています。
副作用を防止するために以下のワンちゃんには 『新しいフィラリア予防』の注射はオススメしません。
【初回接種が推奨されない条件】
・アレルギーを起こしたことがある
・成長期(体重が変わるため)
・重い病気の治療中
・初回が10歳以上
・妊娠中
詳しくは、当院の獣医師・看護師にお問い合わせください!
『混雑する春を避けられること』など、
メリットの多い選択肢です。
しかし、万能なお薬ではなく、『内服タイプ』のメリットもあります。
ご家族の方針に合わせて選択しましょう。