大和市中央林間の動物病院、アイビーペットクリニックです。
当院は腫瘍・がん・皮膚科・眼科に力を入れています。

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秋のネコさん健診

健康キャンペーン

ネコさん健診の詳細は?

 
ネコちゃんが病気にかかりやすい秋~冬は、ワンちゃんの診察が少ない季節です。
ネコちゃんが健康チェックを受けるチャンスなんです!
 
元気な若いネコちゃんは『血液検査』と『尿検査』で内臓の機能を確認しましょう!
シニア世代のネコちゃんは『甲状腺ホルモン』をプラスして隠れた病気を逃さずに!

上手な利用例①『若いネコちゃん』 

 

※ アニコム損保さんの資料より引用

1歳を過ぎると泌尿器のトラブルが起こりやすくなります。
1歳以降は定期的な『尿検査』が望ましいと言えます。
膀胱炎などの辛い症状が現れる前に、簡単な尿検査で見つけてあげましょう。

若い頃の健康な血液検査データを知っておくことで、 老後の比較材料 となります。
この健康時のデータは財産とも呼べる 一生ものの貴重なデータです。

上手な利用例②『病気の治療中のネコちゃん』

 
ヒトと同じように長期にわたって治療を受けながら 病気と付き合っているネコちゃんもたくさんいます。
費用を抑えるために、必要な項目に絞って 定期検査をするのが一般的です。
 
しかし、  全ての内臓が元気でこそ、健康 と言えます。
治療中の内臓だけでなく、  1年に1度は全身のチェックを受けるのが理想 です。
定期検査の費用を抑えるためにも、このキャンペーンはオススメです!

上手な利用例③『病気知らずのネコちゃん』

 
『病気知らず』で生涯を終えることができる子はそれほど多くありません。
病気の発見が遅れ、大掛かりな検査や治療を受ける子が多いのが現状です。
  
ランキング下位の「皮膚」「眼」「耳」の病気は、見た目の変化がきっかけでご自宅で発見されることが一般的です。
しかし、ランキング上位の『泌尿器』『消化器』の病気は、 オシッコやウンチの変化でわかるころには進行していることが一般的です。
 
『病気知らず』のつもりが、『病気の見逃し』にならないように注意が必要です。
本人が『体調が悪い』と自覚する前に、年1回の健診で見つけてあげましょう!

上手な利用例④『シニアのネコちゃん』

 
シニア世代のネコちゃんは、泌尿器疾患の中でも 腎不全にかかりやすくなります。
以下のグラフのように 年齢が進むほど腎不全のリスクが高まるのです。
 

 
腎不全の症状が現れ、 異変に気づくのは腎臓の70~80%が機能を失ってからです。
そして、 腎不全を早期発見できるのは血液検査ではなく、 尿検査なんです。
  
機能を失った腎臓の組織は再生できません。
腎不全になってしまっても 早期に発見できれば、腎不全の症状に苦しまずに老後を過ごせる可能性が高まります!
多くのネコさんがかかる病気です。
『うちの子は大丈夫』と楽観せずに『早期発見』して快適に暮らしましょう!

過去の尿検査の結果は…

 
ネコちゃんは体内の水分を上手に使うために、オシッコをかなり濃縮できる能力を持っています。
その反面、濃縮したオシッコ内のミネラルが固まって尿石症や膀胱結石となってしまう子も多いです。
 
ストルバイト結晶
尿中に多量の結晶が認められました。
膀胱内や尿道内をチクチク刺激します。
 
膀胱結石
多量の結晶が固まり膀胱内で結石となっていました。
小さな結石が尿道に詰まって尿が出なくなることも、大きな結石となり摘出手術となることもあります。
 
また、中高齢になると腎不全になってしまう子が多いのは、濃縮を頑張っている腎臓に負担がかかるためと言われています。
 

2013年に健診キャンペーンを受けたネコさんの尿検査結果
 問題なし…61.8%
 尿石症……18.2%
 腎不全……10.9%
 膀胱炎……9.1%

 
生活に変化の出ていない、元気そうなネコちゃんでも、約11%の子が腎不全、約9%の子が膀胱炎でした。
尿石症の子は約18%で2011年の38%と比べて、だいぶ減りました。
体質に合ったお食事を選ばれている飼い主様が増えたのだと思います。
 
『フードマイスター』の資格を持った獣医師・動物看護師が多数おります。
お気軽にご相談ください!

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