Author Archives: アイビースタッフ

大和市中央林間の動物病院、アイビーペットクリニックです。 当院のお知らせや、ペットの健康情報など、いろいろな情報をお伝えしていきます!

休日の炭酸浴

さて、炭酸浴という言葉から何を想起しますか?

私は週一回の贅沢として、バブを2個も使ってゆっくり湯舟につかります。
良い香りとブクブクに包まれて幸せな時間です。
あの『ブクブク』とした炭酸ガスが温浴効果を高めてくれるのだそうです。

※メーカーHPによると、適量を超えてバブを投与することはお勧めしないそうです

アイビーでは、副院長が皮膚科を得意としていることもあり、Pluck社のプレジールという炭酸泉設備を使用しています。
私の愛するバブとはレベルの違う”炭酸泉”です。
特にプレジールは、世界獣医皮膚科学会でも効果が認められた最高級の炭酸泉設備です。

炭酸泉の効果で、皮膚表面の皮脂のベタベタを落としてくれるので、お肌も被毛もサラサラになります。

炭酸ガスは、皮膚の表面だけでなく、皮下に浸透して血行を促進するため、皮膚の代謝や免疫を改善します。
それによって、アトピーの子が発毛し始めるなど、皮膚そのものが改善していきます。

なにより、心臓病の子は体温が上がることで死に至ることもあります。
高濃度炭酸泉は低い温度のお湯でも体が血行がよくなるため、ペットに負担をかけません。

アイビー自慢の炭酸泉の動画は、アイビートリミング室のインスタグラムにアップされています。
ぜひご覧ください!

《アイビートリミング室》

アイビーでは、病気の子に絞ってトリミングや炭酸泉のご予約をお受けしています。
現在はご予約に少し余裕があるので、ご希望の方はお気軽にご連絡ください!

また、4月18日には、ご家庭でもできるスキンケアについてのセミナーを開催します。
炭酸泉や保湿剤などの『外側からのスキンケア』だけでなく、『内側からのスキンケア』も大切です。

皮膚の弱い子はもちろん、すべてのシニアペットのご家族にお勧めのセミナーです!

《スキンケアセミナーのご案内》

獣医師 宮澤 裕

ペットの防災対策

こんにちは!今週は看護師の笹原が担当します。今回は【しつけ】とは離れ、動物の防災についてご紹介したいと思います。
最近は地震が続いてますね。皆さん、我が子の防災対策はしていますか?
私は最近ペットが増えたこともあり、今回の地震で見直しをし始めたところです。

基本的な持ち物としては…
【ワンちゃん・ネコちゃん共通】
・ごはん、飲み水、常備薬、食器
→1週間分以上のあったほうがいいと思います。療法食を食べている子は療法食を!

・リード、ハーネス
→リードは伸びないものがいいです。

・キャリーバック
・ワクチン証明書
・狂犬病証明書(犬)
・消臭スプレー、消臭袋
・ペットシーツ(犬)
・トイレ砂(猫)
・タオル
・洗濯ネット(猫)
・ケージを囲う布(猫)
→暴れたりするこの場合は洗濯ネットにいれると逃げません。

その他、『持ち物』ではなく、『準備しておくべきこと』

【ワンちゃん編】社会化のしつけ7つ
1.呼んだらもどっくる
2.ケージやクレートの中で落ち着ける
3.人や動物を怖がらない、攻撃しない
4.家庭以外の場所でも寝れる
5.どこでも飼い主の声を聴いて行動できる
6.目を合わせてコミュニケーションがとれる
7.体のどこを触られても怒らない

【ネコちゃん編】
1.ケージやクレートの中で落ち着ける
2.体のどこを触られても怒らない
3.洗濯ネットに入る練習
4.ハーネスを付ける練習

皆さんのワンちゃん・ネコちゃんはいくつできますか?
防災グッズは使う日なんて来ないのが一番ですよね。
ですが、「備えあれば憂いなし」という言葉もあるので、今から準備しておきましょう。

アイビーでは『ペットのために災害に備えるセミナー』も実施しています。
今年は8月29日に開催予定です。
ぜひご参加ください!

【老化のサイン】について

今回のブログは看護師の北島が担当します。

本日はシニア期の「老化のサイン」についてです。

シニア期のワンちゃん、ネコちゃんは、普段の生活の中で老化のサインを出しています。

明るいシニア期を迎えるために、老化のサインを知りましょう!

《外観の変化(顔、体の全体)》

顔に白髪が出ます。白髪は眼や鼻、口の周りなどから現れ、徐々に体に広がります。

その他に、以下のような変化もよく見られますが、これらは『老化』ではなく、病気のサインのことが多いので注意が必要です。

・毛の質が変わった

・毛ヅヤが悪い

・皮膚が薄い

・皮膚が乾燥してフケが出やすくなった

・皮膚を指で押しても元に戻らない

《眼の奥が白っぽくなる(白内障)》

高齢犬が患いやすい眼の病気の1つが白内障です。

白内障にかかると黒目の部分が白く濁り、徐々に視力が低下します。

悪化した場合には失明してしまため、早期に発見して進行を遅らせることが重要です。

《口臭が強くなる、食欲減少》

口臭の原因で多いのは歯垢や歯石です。

歯垢・歯石によって歯周病を起こし食事をしにくくなることがあります。

また、歯周病が、進行すると細菌が歯肉の血管を通り、心臓や腎臓に重大な病気を引き起こす原因になります。

しかし、歯垢や歯石自体は老化とは関係がありません。

予防としては、普段からの歯磨きが効果的です。

《できものやシミができる》

老化が進むと皮膚にシミや、できものができやすくなります。

できものがイボではなく、悪性腫瘍かもしれません。

新しいできものを見つけたらお知らせください。

《体形が変わる》

食事量やカロリーを増やしていないのに、徐々に太るのは基礎代謝の低下が原因です。

逆に痩せている場合は、病気による消耗や、歯が痛くて食べられないなど、様々な原因が考えられます。

美味しいもので時間を稼ぐことも方法ですが、原因の特定が重要です。

《お尻が小さくなる》

高齢になり足腰の関節に傷みが出てくると、前肢に体重をかけ、後肢にかかる体重を減らそうとします。その結果、丸みを帯びていた後肢や、臀部の筋肉量が減り、お尻周辺が痩せて骨ばるため。お尻が小さくなったと感じるようになります。

《行動の変化》

以下のような行動の変化は、『老化』のこともありますが、関節の痛みや、体のだるさなどの病気のサインのことも多いため、注意が必要です。

・後肢の歩幅が狭くなり、トボトボと小刻みに歩く

・名前を呼んでも反応しない

・遠くのボールを追いかけない

・散歩でよく立ち止まる

・階段をのぼりたがらない →足腰に傷みがある可能性

日々の生活の中で小さな変化は一緒に過ごしているご家族の方が詳しいです。

そして、『老化』による変化と『病気』による変化はほぼ区別がつきません。

変化に気づいてあげるのがご家族の役割です。
その変化が『老化』か『病気』かを区別するのが動物病院の役割です。

病気は何より早期発見が大切です。是非、チェックしてみましょう。

気になることがございましたら、気軽にご相談下さい。

獣医師の診察曜日が変わります

4月から獣医師の診察担当曜日に変更があります。
我が子のために、各獣医師の得意分野をご活用ください!

新アイビーでは、待合室の【3密】をさけるために、《時間帯予約》での診察としています。
診察予約を取る操作は2通りありますが、いずれもカンタンです。

①アイビーのLINEから診察予約
アイビーの情報配信LINEをスマートフォンで見ていただくと、画面の下側に6つのパネルが表示されます。
(非表示になっている場合は『メニューを表示/非表示』をクリックしてください)
その中の『診察予約』の赤いパネルをタッチすると、上部に予約関連のカードがいくつか表示されます。
該当するカードをタッチしていただくと予約画面に切り替わります!

アイビーのLINE登録はこちら

②アイビーHPから診察予約
アイビーのホームページを少し下に進むと↓のように各種予約画面へのリンクボタンがあります。
ご希望のボタンをタッチしてください!

アイビーHPはこちら

予約が取れたら、『予約完了メール』が送信されます。
予約確定まで油断なく進めてくださいね!

《時間帯予約》なので、歯医者さん同じように同じ時間帯に複数の方の予約があります。
予約時間帯の前に受付を済ませていただくことで、効率よく検査や診察が進み、お待たせする時間が短縮されます。
ご協力をお願いいたします。

もちろん、急な体調不良は予約外で診察をさせていただきます。
予約枠が埋まっていてもお連れいただいて、受付にご相談ください!

獣医師 宮澤 裕

血管性脳障害について

こんにちは!獣医師の五十嵐です。

今回は、アイビーで最近続いている【血管性脳障害】について取り上げようと思います。

【血管性脳障害】は『脳梗塞』『脳出血』などを含む疾患群を指します。
特にキャバリアは起こしやすいようです。

少し前までは、犬猫で脳梗塞や脳出血は認識されていない病気でした。
ここ十数年で犬猫でもMRIを撮れるようになったこと、ペットの寿命が延びたことで認識されるようになってきました。

最大の特徴は”急に”神経症状が出ることです。

『脳梗塞』『脳出血』ともに血管性の障害で、症状で違いを見極めるのは困難です。
共通しているのは、発症から数日は悪化することがあるものの、その後は快方に向かうことが多いということです。

発症時は症状が激烈なので、ご家族はもちろん、慣れていない獣医師は安楽死を選択してしまうこともあるそうです・・・
基本的に治療法はありませんが、食事の補助やリハビリをあきらめずにすることで、通常の生活を送れるまでに回復する子もいます。

症状の強さに惑わされず、あきらめずに支えてあげることが大事ですね!
まずは、我が子の行動がおかしい!と思ったら、なるべく早くご相談ください!

上記のように、回復することも多いのですが、厄介なのは再発しやすいということです。
肥満や高脂血症、高血圧、内分泌疾患などは、【脳血管障害】のリスクが高まると考えられています。
治療できる病気は治療して、再発のリスクを下げておくことも重要です。

年齢やその子の体質に合わせたケアを相談していきましょう!