Monthly Archives: 8月 2019

【オヤツ情報局】第1回は…

オヤツ情報局

9月1日の『防災の日』にちなんで、ワンちゃん用の非常食をご紹介します。

ヒトの『カンパン』のような『わんパン』です。
試しに食べてみましたが、ヒトが食べても普通に美味しい!
もちろん、医療用サプリ専門のメーカーが作っているため、
『病気の子でも食べられる』点がポイントです。

ワンちゃん用の非常食わんパン

1袋で5kgのワンちゃんの1日分のカロリーが補充できます。
保存期間も長いので、持っておくと安心だと思います。

ネコちゃん用の非常食はまだ開発されていません。
ネコちゃんは食べ物の好みもはっきりしているため、
食べ慣れている『いつものキャットフード』の小さい規格を常備しておくのが無難だと思います。

9月1日の『防災の日』はアイビーでも【ペットのための災害対策セミナー】を実施します。
『わんパン』だけでなく、様々な防災ノウハウをご紹介します!
ぜひご参加くださいね!

獣医師 宮澤 裕

『防災の日』は【ペットのための対策】も!

9月1日は『防災の日』です。
毎年、たくさんの災害が起こっていますが、災害時の備えはできていますか?

ペットのための災害対策セミナー

我が家では先日、子供と一緒に『非常食(ヒト用)』を食べてみました。
お湯だけでなく水でも作れるため、避難ごっことして子供が作れるくらい簡単でした。
食べ慣れておかないと…と覚悟していましたが、味は・・・美味しい!
ハンバーグなどのおかずもあり、普通に美味しい食事となりました。

ヒトの災害時の非常食や非常用の道具は、ホームセンターなどで簡単に手に入ります。
ところで、ワンちゃん・ネコちゃんと一緒に避難する時にはどのような備えをすればよいのでしょうか。

『避難』に関するガイドラインも変わってきています。
『マイクロチップ』も義務化されました。
ワンちゃん・ネコちゃんの保護者としては、このあたりの知識も知っておかなければなりません。

9月1日の防災の日に合わせて、
アイビーでも【ペットのための災害対策セミナー】を行います。
ぜひお越しくださいね!
 《セミナーの詳細はこちら》

獣医師 宮澤 裕

夏も終わりに近づいて

こんにちは!
今週は看護師の早川が担当いたします。

夏もそろそろ終盤に差し掛かってまいりましたが、皆様は素敵な夏の思い出はできたでしょうか?
私はあえて夏らしいことをせず、クーラーの効いた部屋でアイスを食べながら、体力温存を優先していました。
ペットの健康を守るには、ご家族の体調管理も大切です!
夏の疲れを取りましょうね!

9月の病院のお休みについてご案内します。
以下の日程で少し遅めの夏休みをいただいています。

★9月21日(土)~9月24日(火)

診察はお休みですが、19時まで獣医師・看護師が1名ずつおります。
救急の場合は、留守番電話にメッセージを入れてください。

また9月28日(土)は院長、副院長が不在になります。
腫瘍科・皮膚科・眼科で受診される方はご注意ください。
ご迷惑をお掛け致しますが、ご了承ください。

私は初めて4日間連続の夏休みとなったので、何か楽しい思い出作りをしようと思います!

意外と知らない健康のマメ知識《腎臓編》

今回はマメ知識の前段階として、『腎臓病の基本』をご紹介します。
腎臓の健康を知るうえでとても重要な部分です!

腎臓関連のマメ知識

その1《慢性腎臓病は治せない》
慢性経過をたどって徐々に失われていった腎機能は取り戻せません。
徐々に線維化を起こし、カチコチで小さくなっているためです。

その2《腎臓が75%壊れるまで発見不能》
数年前までは、腎機能が25%程度まで低下するまで発見できませんでした。
そこまで腎臓が弱るまで症状が出ないこと、
血液検査でも検出できないことが原因です。
腎臓が弱ってきても頑張って体を守ってくれていたのが、
残り25%になった段階で、一気に腎臓の限界を迎えていたんです。

腎機能検査の検出率

その3《腎臓マーカーで早期発見が可能に》
2016年にSDMAという腎臓マーカーが開発されてから、
腎機能が60%程度に低下した段階で発見できるようになりました。
つまり、『腎臓病の症状が出る前』に早く見つけて、
備えることができるようになりました!
ワンちゃん・ネコちゃんの腎臓病について最も権威のある
IRIS( International Renal Interest Society )でも、
腎臓病の診断ガイドラインに腎臓マーカーが組み込まれています。

腎臓病を早期発見

その4《急性腎障害は治療で腎機能が回復》
徐々に腎臓がカチコチになる【慢性腎臓病】ではなく、
いろいろな原因で『腎臓が障害された』時は【急性腎障害】であり、
適切な治療で障害された腎期能が回復します。
しかし、かならず元通りになるわけではありません。
障害されてからなるべく早く治療を開始することで、
回復率が変わってきます。

今回は『腎臓に関する基礎知識』でした。
この4点で、『あれ?』となる点があるはずです。
この違和感をもとに、次回はちょっと踏み込んだ内容に入っていきましょう!
お楽しみに!

獣医師 宮澤 裕

『腎臓病 予備軍』のネコさんへプレゼント!

早期発見が可能になってきているワンちゃん・ネコちゃんの腎臓病。
しかし、ステージ1で見つけても治療法がありませんでした。
まだネコちゃんだけですが、いよいよステージ1から腎臓をケアできるようになりました!

我が家のネコちゃんチームは2頭ともステージ2で長いこと頑張っています。
ステージ1のうちからできることがあったなら、やっておきたかった…。
という、不満とも後悔ともいえない悔しさがあります。

そこで、ステージ1のネコさん用のドライフードをご購入された方に、
同一製品の缶詰をプレゼントします!
腎臓の健康を保つには、缶詰フードを併用して水分摂取量を増やすことが有効なんです。
※歯石がつきやすくなるため、ハミガキも頑張りましょう!

ドライをご購入で缶詰をプレゼント

k/d早期アシスト
 500gご購入 → k/d早期アシスト缶 1缶プレゼント
 2kgご購入 → k/d早期アシスト缶 4缶プレゼント

かなりの数をご用意しましたが、数量限定のため、お早めにご検討ください!

獣医師 宮澤 裕