Monthly Archives: 4月 2021

子猫さんの里親さんを募集中です

里親さんが決まりました!
お問い合わせありがとうございました!
2021.05.03 追記

4月中旬に生まれた子猫さんの里親さんを募集中です。
2頭とも体調が良く、ヒトへの警戒心もありません。

【茶トラくん】
体重:414g(2021年4月26日時点)
性別:オス
ノミ・マダニ駆除:済
性格:わんぱく

【キジちゃん】
体重:329g(2021年4月26日時点)
性別:メス
ノミ・マダニ駆除:済
性格:甘えん坊

興味を持っていただいた方は、お気軽にアイビーまでご連絡ください!

獣医師 宮澤 裕

トリミング休止のお知らせ

アイビーでは、体調や持病の関係で一般のトリミングサロンでは受けてもらえない子達に限定して、シャンプーやカットをお受けしていました。

今回、4月末をもってアイビーでのトリミングサービスが休止となります。
急なご案内となりご迷惑をおかけします。

美容ではなく、以下のような子達のご予約は継続可能です。
・皮膚科治療の一環としての薬浴や炭酸泉
・衛生管理目的の部分カット

ご希望の方はお気軽にお問い合わせください。

獣医師 宮澤 裕

猫の問題行動②

皆さん、こんにちは!看護師の古川です。
前回の私のブログでは、猫の習性についてご紹介しました。
今回は猫をこれから迎える人向けの、猫が快適に暮らせるために用意しておいたほうが良いグッズを紹介しようと思います。
もうすでに猫を飼っていらっしゃる方は、改めて家の中が猫にとって住みやすい環境か見つめなおしてみましょう。

・トイレ
少なくとも「飼っている猫の数+1個」を用意し、それぞれ離しましょう。
排尿用と排便用を使い分ける猫がいたり、複数頭飼育している場合はトイレに関するストレスがたまりやすくなるので、このルールを守りましょう。
サイズは猫の体長の1.5倍ほどあるのが理想です。
トイレの砂は無臭で粒が細かい砂状が最適です。深さは3cm以上、トイレに敷いておきましょう。
猫によっては好みが違うので、最初は数種類の砂を試すのがおすすめです。
そして、砂の種類を一度決めたら、変えないことが重要です。

・キャリーバッグ
プラスチック製で上下がわかれるタイプが理想です。
キャリーの前と上の2ヶ所にとびらがついていると、キャリーから出す際に時間をかけずに済むため、緊張が高まる前に出してあげられるので、猫のストレスが減ります。
全部の扉を開けて室内に置き、自由に出入りさせておけば、外出のときに入るのを嫌がらなくなります。
中にフードやおやつを置くのもおすすめです。

・爪とぎ用具
垂直と水平、どのように置くかは猫の好みがわかれます。
なので最初は両方置くか、壁に貼り付けもでき、そのまま床にも置ける板状ものを置くのもおすすめです。

・おもちゃ
一緒に遊べるもの(猫じゃらしなど)と、猫がひとり遊びできるもの(ボールなど)を両方用意しましょう。
誤飲事故を防ぐために、遊び終わったら片付けることを忘れずに。

・食器
「飼っている猫の数+1」以上を用意し、それぞれ離しましょう。
複数の場所に置くことで、獲物を探し出して食べる、という猫の本来をまねた食べ方ができるそうです。
器の材質、サイズについては猫の好みがわかれます。
サイズについては、ヒゲが器にあたらないような、平たく大き目の食器がお勧めです!

・ベット
のびのびと寝ることができるもの、ちょうど体が収まるくらいの少し小さめのもの、屋根がついているものなど数種類用意しましょう。
市販品でなくとも、段ボール箱などでも代用できます。

・キャットタワー
行動的な特性として猫は上下運動が好きな動物です。ですので部屋の広さに余裕がある場合はおすすめです。
棚などの家具と組み合わせて登れるようにしてあげるのも良いでしょう。

・お手入れ道具
爪切りにも種類があり、年齢や爪の状態からその猫に合わせて選ぶようにしましょう。
子猫でしたら、爪が柔らかいのでハサミタイプがおすすめで、爪切りになれていない人にも使いやすい爪切りです。
ブラシにも数種類あり、その猫に合わせる必要があります。
例えば短毛種でしたらラバーブラシ、長毛種でしたらスリッカーブラシ、ピンブラシ、コームが必要となります。
爪切りとブラシについて紹介しましたが、猫は生ませたばかりの頃は母猫に体をなめてもらい、身体を清潔に保っていました。
なのでいきなり道具やブラシや爪切りを使ってしまうと、怖いと感じてしまいます。
怖いと感じさせないためには、慣れさせていくことが必要です。
慣れさせ方については、今後の私のブログで紹介しようと思います。

・ケージ
猫にとって安全な場所で安心してすごしてもらい、ストレスなく新しい環境に慣れてもらうために、猫用のお部屋、もしくはケージを用意するといいでしょう。
ケージからでて生活するようになっても、ケージとその周囲が猫の縄張りになるので、設置場所には注意しましょう。
3段ケージが一番おすすめなタイプで、家になれるまでの間、ケージの中だけで生活するなら、1階にトイレ、2階にフードや水、3階にベットを置くのが一般的です。

・猫用フェロモン剤(フェリウェイ)
猫は額からフェイシャルフェロモンという縄張りなどを残すフェロモンがでるのですが、
そのフェイシャルフェロモンの中でもF3と呼ばれているものは、猫がその場所へ自分の顔をこすりつけることで、その場所への安心感、親しみを与えてくれるといわれています。
このF3を人工的に作った製品がフェリウェイです。
フェリウェイは当院では通常の半額で購入できます。
スプレータイプもありますが、おすすめなのが拡散タイプです。F3が部屋に充満することにより、安心感を与えることができ、新しい環境に慣れさせてくれます。

次回も私の回では猫の問題行動に対する予防や解決策について紹介しようと思います。

高齢期のネコちゃん、ワンちゃんとの過ごし方パート①

今回は看護師の高木です!最後までご覧いただけると幸いです。
先日ふと自分の年齢を振り返る時があり、
気がつくと〇〇歳だったことに1人ショックを受けていました、、、

ネコちゃん、ワンちゃんは生まれてから1年半経つと
人で例えるとなんと20歳になるんです!
そこから1年、歳を重ねる度に人の年齢で
+4歳追加されていきます。

私が小学生の頃に出会った愛犬も
今では15歳(人で例えると76歳‼️)シニア期に突入しています。

シニア期に注意したいことは
ネコちゃんだと『若い頃に登れた高い所に登れなくなった。』、
ワンちゃん、ネコちゃん共に『トイレの失敗が増えた』など、
若かった頃に出来てたことが出来なくなってしまうことがあります。

ある程度年齢を重ねると
『歳のせいかな?』と考えてしまう所ですが
実は病気の可能性もあります。

寝てることが多くなってきた。
→もしかするとどこか足が痛いのかも?

トイレの失敗が多くなった。
→膀胱炎が隠れているかもしれません!

なので、いつもと様子が違う
出来てたことが出来なくなっているなどの様子がみられたら、
一度診察を受けてみましょう!

また、7歳頃からは1年に1回の血液検査をおこなうのもおすすめです!

早期に異常をみつけられ治療が早く出来るため、
長生き出来るコツでもあります。
アイビーでは健康な子の血液検査の費用を抑えられるように工夫しています。
気になる方はホームページをご覧いただくか、スタッフにご相談ください!

ワンちゃん、ネコちゃんの寿命を少しでも長く、
そして幸せな日々を過ごせるようにしていきたいですね!

休日の炭酸浴

さて、炭酸浴という言葉から何を想起しますか?

私は週一回の贅沢として、バブを2個も使ってゆっくり湯舟につかります。
良い香りとブクブクに包まれて幸せな時間です。
あの『ブクブク』とした炭酸ガスが温浴効果を高めてくれるのだそうです。

※メーカーHPによると、適量を超えてバブを投与することはお勧めしないそうです

アイビーでは、副院長が皮膚科を得意としていることもあり、Pluck社のプレジールという炭酸泉設備を使用しています。
私の愛するバブとはレベルの違う”炭酸泉”です。
特にプレジールは、世界獣医皮膚科学会でも効果が認められた最高級の炭酸泉設備です。

炭酸泉の効果で、皮膚表面の皮脂のベタベタを落としてくれるので、お肌も被毛もサラサラになります。

炭酸ガスは、皮膚の表面だけでなく、皮下に浸透して血行を促進するため、皮膚の代謝や免疫を改善します。
それによって、アトピーの子が発毛し始めるなど、皮膚そのものが改善していきます。

なにより、心臓病の子は体温が上がることで死に至ることもあります。
高濃度炭酸泉は低い温度のお湯でも体が血行がよくなるため、ペットに負担をかけません。

アイビー自慢の炭酸泉の動画は、アイビートリミング室のインスタグラムにアップされています。
ぜひご覧ください!

《アイビートリミング室》

アイビーでは、病気の子に絞ってトリミングや炭酸泉のご予約をお受けしています。
現在はご予約に少し余裕があるので、ご希望の方はお気軽にご連絡ください!

また、4月18日には、ご家庭でもできるスキンケアについてのセミナーを開催します。
炭酸泉や保湿剤などの『外側からのスキンケア』だけでなく、『内側からのスキンケア』も大切です。

皮膚の弱い子はもちろん、すべてのシニアペットのご家族にお勧めのセミナーです!

《スキンケアセミナーのご案内》

獣医師 宮澤 裕