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9月は臨時休診があります

9月19日(土)~9月22日(火)は臨時休診です。
休診期間中も9~19時は獣医師・看護師がおります。
急な体調不良の場合は、対応可能になり次第ご連絡を差し上げますので、
留守番電話にお名前と体調をふきこんでください。

例年、臨時休診の前後はたいへん混雑します。
定期検査や健診の方は9月2週目までのご来院をお勧めいたします。

また、診察日・休診日いずれも、アイビーでは夜間診療は行っておりません。
救急の子の命を救うためには、多数のスタッフで同時にあらゆるケアをする必要があります。

この地域で夜間の急な体調不良の場合は、横浜もしくは相模原の夜間動物病院をご紹介しております。

夜間対応についてはこちら

『急な体調不良』を避けるために、事前に家庭環境を整備したり、定期的な健康診断が望まれます。
正しい知識が必要となりますので、アイビーのセミナーをご活用くださいね。

獣医師 宮澤 裕

これからの時期注意すること!

こんにちは!
今回は看護師の笹原が担当します。

最近は少しずつですが涼しい日が増えてきましたね。
ところで皆さん、わんちゃん、ねこちゃんのノミ・マダニ予防はされていますか?
実は来月の9月~10月はマダニの子供(幼ダニ)がたくさん生まれる時期なのです。
「フタトゲチマダニ」というマダニは8本足があり、秋は冬眠前に備えようと活発に活動しているのです。

マダニはわんちゃん、ねこちゃんの血を吸おうと草むらに待ち構えています。
また、マダニだけでなくノミ、蚊、ゴキブリ、ハエなどの多くの昆虫は様々な病気を運ぶ役割をしているので注意が必要です。
例えばノミが運んでくる代表的な病気は「瓜実条虫」という寄生虫です。症状としては下痢、嘔吐などがあげられます。
次にマダニが運ぶ命に関わるともいわれている恐ろしい病気があります。それは「犬バべシア症」という病気です。
感染してしまったわんちゃんは貧血、発熱、食欲不振といった症状がみられ急性の場合は黄疸、衰弱などによって死んでしまうこともあります。

そんなことにならないよう、ノミ・マダニの対策をしっかりしましょう!
マダニチェックとして、わんちゃんの場合はお散歩から帰ってきたらダニがついていないかみてあげることもおすすめです!
特にお耳や目のふち、お顔まわりについていることが多いので要注意です。
もし、マダニがついていた場合は無理にとろうとせず病院へご来院ください。
ノミ・マダニ予防をしっかりして病気にかかるリスクを減らしてあげましょう!

次回は看護師の北島が担当します。お楽しみに!

歩様異常について

みなさん、こんにちは。
獣医師の五十嵐です。

今回から、私の担当回では、よくある神経・整形疾患について紹介していきます。
第1回目として、いずれにもありうる”歩き方の異常”について取り上げます。

同じ「歩き方がおかしい」という症状でも、《神経疾患》と《整形疾患》では以下のような異なる特徴があります。

《神経疾患》
麻痺、運動失調がみられます。
これは、足を引きずって歩いたり、ふらついたりします。麻痺は運動神経の異常、運動失調は感覚神経の異常で認められますが、両方同時に起こっていることもあります。

《整形疾患》
跛行がみられます。
これは、いわゆる”びっこ”です。ヒョコヒョコしていたり、足を挙上してしまったりします。

上記のように、歩き方をみるだけで神経学的な問題なのか、整形外科学的な問題なのかをざっとふるい分けることができます。
場合によっては歩き方だけで大体どのあたりが痛そうなのかまで予想することもできます。
逆に言うと、歩き方の確認が出来ないと、これだけの情報が手に入らないことになってしまいます。
病院に来ると、緊張して歩かなくなってしまう子や、へっぴり腰になってしまう子が多いので、お家での歩き方を動画に撮っていただけると、診断の補助としてとても助かります。

誤食に注意!

こんにちは。今週は獣医師の阿部が担当します。

最近はコロナウイルス感染症の影響で予定されていた獣医療セミナーも延期または中止となり、家でオンラインでのセミナーを受講する日々を送っています。

その中で最近知った面白い内容をお伝えしようと思います。

玉ねぎやチョコレートは動物にあげてはいけない、というのは有名かもしれません(これらは貧血や神経障害を起こす可能性があります)。
しかしそれ以外にも誤って飲み込んでしまうことで危険なものがあります。

リンゴ
リンゴ自体をあげることは悪いことではありませんが、切ったリンゴの丸呑みにより食道に詰まるケースが多いそうです。

食道の閉塞を起こすと元気がなくなり空嘔吐を繰り返し、場合によっては内視鏡による処置が必要です。
よく噛まずに食べる癖がある子は要注意ですね。

果物や梅干しの種

これらのものは消化管に詰まることで腸閉塞を引き起こし、元気・食欲がなくなり危険な状態に陥ります。

今の時期は梅の種が落ちていることが多く注意が必要です。

ひも

ひも状のものは特に注意が必要です。

消化管につまるだけでなく、消化管が無理に異物を押し出そうとする作用により最悪の場合は消化管に穴が開くことがあります。

この場合には早急な外科手術が必要です。

ネコちゃんはひもを追いかける習性があるため要注意ですね。

釣り糸

症状についてはひもと同じですが、こちらは釣り針がついている分、食道を傷つけ穿孔の危険性があります。

食塩

異物を飲み込んだ時に塩を飲ませて吐かせる、という昔の方法があります。

しかしこの方法は食塩中毒を引き起こし非常に危険であり、現在行われることはありません。

食塩中毒を起こすと神経障害を起こし、そのまま亡くなってしまうことがあります。

今回、一部ですが、飲み込むと危険なものを紹介させていただきました。

いずれのものも飲み込んですぐであれば症状が出ず、治療できる場合が多いので何かあれば早めにご連絡ください。

*トリミング・ご紹介*

こんにちは!、トリマーの市川です!

今日はトリミングのオプションメニューであるレーキングについてご紹介いたします!

まずレーキングとは??

の前に、ワンちゃんの毛はダブルコートといって二重毛で出来ている子が多く、抜け毛で悩まれている犬種のほとんどはこの二重毛(ダブルコート)でできているんです。このダブルコートは上毛のオーバーコートと下毛のアンダーコートで構成されているんです。聞いたことがある方もいらっしゃるかもしれませんね。

そして抜け毛としてゴッソリと抜けるのがこのアンダーコート!つまり綿毛のようなふわふわ毛!

時々アンダーコート処理用の粗悪品(皮膚を傷めてしまうようなもの)も多く出回っているので注意が必要です。

そこで今回はアイビーのレーキング技術についてご紹介したいと思います!特に柴犬ちゃんやチワワちゃん、ダックスちゃんなどにオススメです。

柴犬さんのあんずちゃん。
上の写真はレーキングで抜いたアンダーコートの一部です!これで一部です!!

柴犬ちゃんって全身のカットするとしたら丸刈り…しかできないのが現実で、夏場の暑さ回避がしにくいかと思います。
しかしレーキングという技術を使うことでオーバーコートの下に生えているアンダーコート(人間でいうダウンみたいなものです)を除去してあげると通気性もよくなり、快適にすごしやすくなり、なにより抜け毛が減ります!

レーキングはトリミングナイフという特別な道具をつかって丁寧にアンダーコートだけを除去します。毛を抜くといっても痛みはありませんし、ナイフといっても皮膚は切れません。

スッキリしたいけど全身バリカンするのに抵抗があるわ…という方におすすめしています!

いよいよ夏が本格的にやってきます!
夏対策にいかがですか?

トリマー・市川

8月もトリミングのご予約ドシドシお待ちしております!^^