Category Archives: アイビーのご案内

発作について

今週のブログは看護師の高木が担当します!

今回は発作について
少しお話しさせていただきます。

発作とはその症状が『突然起こって間もなくおさまる』ことです。
心臓疾患で発作というと、突然バタっと倒れてしまったり
脳の疾患だと、倒れて痙攣を起こしてしまいます。
その時に突然現れる症状なので慌てて来院される飼い主様も少なくありません。

対処としては、すぐに病院へご来院していただくのが1番です。
そして、どのような発作なのかも言葉では説明が難しいため、
動画撮影をしていただくと診察時に誤解なく伝わるため
余裕がある時におすすめです。

・突然起こる発作についてもっと知りたい!
・いつ起こるかわからない発作が怖い!
・発作を起こしたらどうしたらいいの!
という方は
8月22日(日)14:00に開催予定の【動画で学ぶ発作セミナー】にぜひご参加ください!
今回のセミナーは発作の中でも『てんかん発作』を中心にご紹介します。

発作が起こっても冷静に対処して
上手く付き合えるようにしていきましょう!

臨時休診のお知らせ

9月18日(土)~9月21日(火)は臨時休診となります。
ご迷惑をおかけしますが、ご理解・ご協力をお願いいたします。
休診期間中も9:00~19:00は救急対応が可能です。
留守番電話にご用件を録音してください。
対応可能になり次第ご連絡をお返しします。

また、臨時休診の関係でワンちゃんの《フードの日》が1回減ってしまいます。
その前後の9月7日(火)午後、10月2日(火)午後を逃さずご活用ください。
昨今は、各メーカーともに流通が不安定になっています。
9月7日のフードの日をご利用の場合は、『8月中にご注文』をお願いします。

10%OFFの《フードの日》のご案内はこちら

獣医師 宮澤 裕

セミナーでいただいたご質問への返答

こんにちは。今週は獣医師 富田が担当します。

7月に行われた、飼い主様向けセミナーでいただいたご質問にお答えします。

7/18ハミガキ教室

Q.ハミガキをどうしてもさせてくれないときはどうすればいいですか?

 (噛む、吠える、逃げるなど)

A.ある日、突然ハミガキができるようにはなりません!

 ゆっくり時間をかけて、ハミガキが苦手にならないようにしてあげましょう!

 美味しいハミガキ粉を使い、楽しい雰囲気で、短時間で!

 親子ともに、ハミガキが嫌いにならないようにすることが大切です。

 ステップ①:スキンシップの一環で口元を触ってみましょう

 ステップ②:歯ぐきをめくって歯をみてみましょう

 ステップ③:ハミガキ粉を歯に塗ってみましょう

 ステップ④:歯ブラシを使ってハミガキをしましょう

7/25ダイエットと関節セミナー

Q.うちの子(チワワ 約2kg)の1日の運動量はどのくらいですか?

A.1日2回、15-30分程度のお散歩が一般的です。

体重あたりの運動量や散歩の時間は決まっていません。

激しく動く子は休みながら、少し短めのお散歩を。

ゆっくり臭いを嗅ぎながら歩く子は、焦らせずにゆったりと。

この時期はお散歩での熱中症や足裏のやけどが多いので、涼しい時間帯に短時間で済ませましょう。

今後もコロナウイルス感染症に気を付けながら、飼い主様セミナーを行っていく予定です。

8/22には新セミナー「動画で学ぶ発作セミナー」を開催予定です。

現時点でたくさんのご予約をいただいております!

あと少し予約枠がありますので、ぜひご参加ください。

ご予約はこちらから

お盆の診察とフードの流通

お盆の期間中もアイビーは通常通り診察を行います。
体調で気になることがあれば、お気軽にお越しください!

気温が高い季節は、心臓の悪い子にはツライ季節です。
もちろん、元気世代も嘔吐・下痢などの胃腸管連のトラブルが多い季節です。
しっかり水分を取り、涼しい環境で過ごさせてあげてください!

一方、お盆はさまざまなメーカーさんがお休みとなります。
医薬品、フード、サプリの流通が止まってしまうため、今のうちにご自宅の在庫状況を確認しておいてくださいね!
お盆に『ご飯がない!』とならないようにしましょう!

フードが10%OFFになる《フードの日》は大変ご好評いただいていますが、お盆の前後は物流が不安定になるため、いつも以上に日数の余裕をもってご注文下さい!

《フード注文用LINEはこちら》

皆様のご協力をお願いいたします!

獣医師 宮澤 裕

粉処方の飼い主様へ

各種の内服薬を『粉』で処方することがあります。
ワンちゃん・ネコちゃんの体格がとても小さい時や、必要なお薬がごく少量の時に、正確に調剤・分包できないことがあります。

そのようなときは、正確に調剤・分包するために『調剤用の白糖』を混ぜて、粉自体を増量します。
『調剤用の白糖』自体は何の薬効もなく、お薬を甘く飲みやすくする効果もありません。
あくまでも調剤の正確性を増すための『カサ増し』です。
※白糖の追加による追加費用はありません。

白糖を混ぜることで調剤・分包の正確性が増すのは良いことですが、吸湿しやすくなってしまいます。
湿気の多い時期や、長期処方の方は、湿気対策をお願いします。
アイビーでは、事前に分包して保管する場合には、100円ショップで買ってきた乾燥剤と一緒に缶に入れて保管しています。
この乾燥剤ですが、電子レンジでチンすると復活するんです!
長くお薬を飲む子には、とってもお勧めです!

これまでは、調剤の際の白糖の追加量は、季節の湿気の程度や、他のお薬の兼ね合いで微調整をしていました。
しかし、説明不足のために『今回はお薬が少ない(多い)』など、不安を与えてしまうことがありました。

今回、院内での白糖の混合量を統一したため、長期投与中の方のお薬が粉の量が毎回同じになります。

別件ですが、錠剤での処方をご希望の場合、1/8錠などの少量での処方は非常に誤差が大きくなってしまいます。
また、日数が経つうちに分割した錠剤が徐々に粉になってしまうこともあります。

以下の場合は『粉』での処方をお勧めします。
・1/4錠よりも小さな分割になる場合
・長期服用で徐々に粉になってしまう場合
・ごく少量での微調整が必要な繊細な病気の場合

重い子が多いアイビーでは、正確な調剤のために動物病院では非常にまれな高性能な分包機を使用しています。
機会があれば、アイビーの調剤用の機器もご紹介したいと思います。
調剤だけでなく、お薬に関する疑問はお気軽にご相談ください!

獣医師 宮澤 裕