Category Archives: ワンちゃん関連

ご飯の量あってる?

初めまして、今回は看護師の北島が担当致します。
コロナの騒動も少しずつですが、落ち着き始め元の生活に戻りつつありますね。
アイビーでもフードの日が復活しました。
ですが、外出自粛により愛犬が太ったというのを聞きます。
体重の増減や体調により、ご飯の量も変わります。

この機会に我が子のご飯量を見直してみませんか?

アイビーでは獣医師による診察時の体重測定や状態のチェックから、
その子に合ったフード選びや栄養計算を作成しお渡ししています。
看護師もワンちゃん、ネコちゃんのご飯について勉強しており、
入院中の食事管理は看護師のお仕事です。

ご飯大丈夫かな?と思いましたら、是非ご相談くださいね。
お待ちしております。

ペット保険の選び方

みなさん、こんにちは。
獣医師の五十嵐です。

緊急事態宣言が解除されましたが、まだ以前のような日々が戻ってくるのには時間がかかりそうですね。

自粛期間中にペットを飼い始める方が増えた、というニュースがありましたが、確かに最近は子犬さん、子猫さんの来院が多いように感じます。
ペットを家族に迎えると、15年ほど(猫のギネス世界記録は38歳!)の年月を共に過ごすことになります。
毎年のワクチンや予防だけでも、意外と費用が掛かりますよね。
人間と違って、動物病院での治療は全額自己負担なので、病気などで動物病院にかかるとなると、さらに経済的な負担がかかります。
シニア世代になってからはもちろん、うっかり誤食をさせてしまったり、骨折してしまったりで、若いうちでも油断はできません。
そこで、医療費対策として、ペット保険に加入することをお勧めします。

現在、日本では損害保険会社5社、少額短期保険会社10社の計15社がペット保険を扱っています。
少額短期保険会社はセーフティネットの対象外なので、万が一保険会社が破綻してしまった場合は、契約が打ち切られてしまう可能性があります。
各会社の商品の特徴などを調べた上で、ご自身と我が子のライフスタイルにあった保険を選択しましょう。

<ペット保険の共通の注意事項>
・加入前の疾患に対する治療、予防、健康診断、不妊手術、妊娠、出産、帝王切開は対象外
・地震、噴火、津波による傷病は対象外
・1年ごとに更新
・一般的に高齢になるほど保険料は上がっていくが、一定の年齢以上は保険料が一律になるものも存在
・動物種や体格によって保険料の区分が異なる(体格が大きいほど保険料は高くなる)

<ペット保険を選択する基準>
どの会社の保険が『良い保険』なのでしょうか。
保険料が安ければいいかというと、そういうわけではありません。
会社によって、以下の条件が異なりますので、どの条件を重要視するのかによって『良い保険』は変わってきます。

◎契約可能年齢
人と同じく、一定の年齢以上になると、新たに保険に加入することができなくなります。
会社によって契約可能な年齢は異なりますが、中年齢以上になると加入できる保険が限られてしまうのでご注意ください。

◎更新可能年齢
現在はほとんどの保険が終身継続可能ではありますが、念のため、契約前にご確認ください。

◎適用範囲
通院、入院、手術のどこまでをカバーするか。
基本的に、適用範囲が入院・手術のみの保険の方が保険料は安いです。

◎精算方法
・窓口会計:人の病院と同じように、自己負担分だけを窓口で精算します。場合によっては自己申請していただくこともありますので、ご注意ください。(特殊な例に関しては、保険会社さんの規定によります。)
・自己申請:明細や簡単な書類を提出して、保険会社に後日かかった医療費を請求します。
     (診断書が必要な場合は、書類作成料をご負担いただく場合があります。)

◎補償割合
一般的には、医療費の補償割合が大きいほど保険金は高くなります。

◎支払限度額
一回の限度額や年間の限度額が設定されている場合があります。

◎支払限度回数
年間や月間の使用回数が設定されている場合があります。

◎免責金額
補償対象となる最低金額が設定されていると、治療費がそれ以下だった場合には治療費の請求ができません。
 (例:免責金額1万円の保険に加入している場合・・・胃腸炎になり、点滴と注射で9500円がかかった場合は、1万円に届いていないため、全額自己負担になります。)

◎特約
商品によって、我が子が他人に怪我を負わせたり、物を壊してしまったりした時の賠償金や弁護士費用の補助が出たり、車椅子作成時や、葬儀費用の補助金が出るように特約を付けられる場合があります。

我が子にとってどれが『良い保険』かについて、法律で制限されているため、動物病院スタッフはご相談に乗ることができません。
上記以外にも獣医師への電話相談が無料でできるサービスが付いていたり、WEB申し込みや多頭飼育で割引が入ったりと、各社それぞれの強みがあります。
気になる事は保険会社さんに電話して質問するとすんなり解決することが多いですよ。
我が子が若い内から、もしもの時のために備えておきましょう。

狂犬病予防接種の手続き代行

狂犬病予防接種の手続き代行を希望された方へのご案内です。

4月・5月に接種された方の手続きが終了し、鑑札および済票が戻ってきました。
ご都合の良いタイミングでお受取りください。
※鑑札は首輪などのわかりやすい位置への装着が義務付けられています。

接種済みの方は、昼の休診時間も鑑札・済票のお受取りが可能です。
受付スタッフにお申し付けください。
※木曜日は休診日のためお受取りはできません。

大和市は2020年度については『狂犬病予防接種の案内のハガキ』を郵送しないことになったそうです。
大和市から届いたのは『集合注射の中止のご案内』であり、
『今年は狂犬病予防接種を打たなくても良いですよ』というご案内ではありません。
ご注意ください!

まだ2020年度の狂犬病予防接種がお済みではない方も、
『大和市、座間市、相模原市』に登録されているワンちゃんであれば、
8月までは当院で手続きの代行をお受けできます。
《予約健診》で待ち時間なく接種できるので、ご都合の良いタイミングをご予約下さい。

接種済みの方は、昼の休診時間も鑑札・済票のお受取りが可能です。
受付スタッフにお申し付けください。
※木曜日は休診日のためお受取りはできません。

獣医師 宮澤 裕

【フードの日】を再開します!

お待たせしました!
アイビーの【フードの日】を再開します!

この自粛期間に『コロナ太り』をしたヒトは50%を超えるそうです。
Stay Homeの影響で運動量が激減したことが原因とのことでした。

自粛期間の体重変化(ヒト)
自粛期間の歩数の変化(ヒト)

ワンちゃん・ネコちゃんもStay Homeの影響か、
嘔吐・下痢で受診される子が非常に多かったのが印象的です。
美味しいものをたくさん食べすぎたのでしょうか。

元通りの生活ではありませんが、社会は『新しい生活様式』として動き始めています。
ワンちゃん・ネコちゃんも今一度、気を引き締めて食生活の見直しをしましょう!

アイビーの【フードの日】は、良質なフードが10%OFFとなります。
1週間ほど余裕をもって事前にご注文ください。
1日3回の温度管理をしながらお受取りをお待ちしています。
フードのご注文は、《フード注文用LINE》で24時間受付中です!

【フードの日】のご案内
《フード注文用LINE》のご案内

6月15日にはヒルズのフードの価格変更もあります。
コストを押さえつつ、良質なフードで健康管理をしましょう!
13:00~18:30がお受取り可能時間ですが、
18:00以降は『密集』になりやすい傾向があります。
早めの時間帯のお受取りをお勧めいたします。

獣医師 宮澤 裕

日本で狂犬病が発生!

つい先日、名古屋で狂犬病を発症したヒトの報告がありました。

狂犬病は『すべて』の哺乳類に感染し、発症したら『ほぼ100%死亡』します。
ワンちゃんだけの病気ではないんです。

狂犬病のない国は日本を含め数か国しかなく、
世界中で毎年5万人を超える方が亡くなっています。

これほどハードな感染症が日本で発生してしまいました。
新型コロナウイルスのように蔓延してしまうのでしょうか…。

実は、ヒトが感染しても『発症前』であれば治療ができます。
また、基本的にヒトからヒトへの感染は起こりません。
では、ワンちゃん・ネコちゃんが感染しても…と考えてはいけません。
もしペットが感染した場合、速やかに殺処分となってしまいます。

今年は新型コロナの影響で、狂犬病の集合注射をしてなかった!
うちの子、まだ打っていない!という方はいませんか?

2013年の台湾のように、『すべての哺乳類』に感染できる狂犬病が野生動物に広がってしまったら撲滅は非常に困難です。
日本でもいつ狂犬病が流行するかわかりません。
日本のワンちゃんの約半分しか狂犬病予防接種を打っていないと報告されています。

狂犬病は『咬傷感染』です。
ペットにも使える最強の消毒液『バイオウィル』を使っていても、咬まれたらアウトです。
しっかり予防接種をうって、狂犬病が日本に入ってきてしまった時に備えましょう!

狂犬病予防接種は、待ち時間ゼロの《予約健診》で接種できます。
まだお注射ができていないワンちゃんは早いうちに済ませてしまいましょう。
健康上の問題で不安がある方は、獣医師が発行した《猶予証明書》を役所に提出すれば、無理に接種する必要はありません。
お気軽にご相談ください!

『台湾での狂犬病』についてはこちら
『バイオウィル』のご紹介はこちら
『予約健診(昼)』のWEB予約はこちら
『予約健診(午後)』のWEB予約はこちら

獣医師 宮澤 裕