Category Archives: ネコちゃん関連

猫さんの里親さんを募集中です!

おうちが決まりました!
元気に幸せな生活を送ります!
(2021年12月18日追記)

撫でられるのが大好きな5カ月齢くらいの女の子です。
お腹の毛がフワフワです!

【キジシロちゃん】
年齢:おそらく5か月齢くらい
体重:2.0kg(2021年10月4日時点)
性別:メス
ノミ・マダニ駆除:済
お腹の寄生虫駆除:済
猫エイズウイルス:陰性
猫白血病ウイルス:陰性
混合ワクチン:未接種
コメント:撫で撫で大好き♪キジ白ちゃん★沢山食べて成長中〜。

興味を持っていただいた方は、お気軽にアイビーまでご連絡ください!

獣医師 宮澤 裕

ネコちゃんのワクチン接種

こんにちは。今週は獣医師 富田が担当します。

今回はネコちゃんのワクチンについてご紹介します。

 まずはワクチンの種類ですが、基本的には3種混合ワクチンを推奨します。

ただし、「白血病のネコちゃんと同居している」場合など生活環境にあわせた選択が必要となります。

診察の際にご相談ください。 

 

 感染症予防にとても重要なワクチンですが、ワクチン接種の副作用が起こることがあります。

警戒すべき副作用は「アナフィラキシーショック」と「注射部位のしこり」です。

どちらも発症率自体が極めてまれであり、それぞれのリスクを最小限に抑える方法もあります。

・アナフィラキシーショック:発症率約1万頭に1頭

・注射部位のしこり    :発症率約60万頭に1頭

副作用を大きく上回るメリットがあります!安心してワクチン接種にお越しください。

 

 最後にワクチンの重要性です。もちろん我が子の感染予防や重症化の抑制に役立ちます。

それだけでなく、地域(または日本)全体の免疫力を上げる(集団免疫)ことで病気の蔓延防止につながります!

『シャルル・ニコルの法則』によると、地域の75%のネコちゃんがワクチンを打っていれば、その地域では感染症の流行を抑えることができます。

我が子のために!ネコちゃん社会のために!ワクチン接種にお越しください。

このご時世、感染症やワクチンについて、皆様の関心は強いのではないでしょうか。

このブログをきっかけに、猫ちゃんの感染症予防についても、ご興味を持っていただけると幸いです。

与えてはいけない食べ物について

皆さん、初めまして!
今回は看護師の古本が担当させていただきます。

突然ですが、皆さんはワンちゃん・ネコちゃんに与えてはいけない食べ物をご存知でしょうか?
今回は、ワンちゃん・ネコちゃんが食べてしまうと危険な食べ物をいくつかご紹介します。

・ネギ類
タマネギ中毒と言われることが多いですが、タマネギに限らず、ネギ、ニラ、ニンニクにも同じ中毒成分があります。
ワンちゃん・ネコちゃんが食べてしまうと、血尿や嘔吐、下痢などを起こします。
加熱しても毒性はなくならないので、ネギやタマネギなどが入ったハンバーグやすき焼きなどには要注意です!

・チョコレート
チョコレートやココアに含まれるテオブロミンという成分が中毒を起こします。
板状のチョコレートよりも、クリーム状のチョコレートの方がテオブロミン濃度が高く、中毒を起こしやすいことが知られています。
つまり、板チョコよりもチョコレートケーキのほうが危険度が高いです。
中毒を起こすと、あえぎ、痙攣、下痢、嘔吐などの症状がみられます。

・キシリトール
人では歯の健康維持に利用されていますが、ワンちゃん・ネコちゃんでは運動失調や痙攣を伴う重度の低血糖を引き起こします。

・ブドウ、レーズン
原因は明確にはなっていませんが、ワンちゃん・ネコちゃんが食べると、腎不全を起こす場合があります。
食べてしまった場合、すぐであれば治療法がありますが、時間が経ってしまうと効果的な治療法もありません。

・アボカド
ワンちゃん・ネコちゃんには有害であり、食べると嘔吐、下痢などの症状がみられます。

今回は、人にとっては問題のない食べ物でも、ワンちゃん・ネコちゃんには害となってしまう食べ物をいくつかご紹介しました。
重症化してしまうと、命を落とす危険性もあります。
日頃からワンちゃん・ネコちゃんがこれらの食べ物を食べてしまうことがないよう注意しましょう!
間違って食べてしまったときには、体内に吸収される前に対処することが最大のポイントです。

万が一、食べてしまった!という場合には、『症状がないから様子をみよう』と考えずに、すぐにご連絡くださいね。

関節炎について

こんにちは!獣医師の藤本です。

今回はシニア期によく見られる病気の一つである関節症についてお話したいと思います。

関節症は10歳以上のワンちゃんの約40%、7歳以上のネコちゃんの約70%で発症していると言われています。

また、ぽっちゃりさんや激しい運動をする子は特に関節症を生じやすいです。

※左が正常な肘の関節のレントゲン画像です。

右の画像は関節症で、左の画像に比べて辺縁がガタガタになり、関節面も硬化(白くみえる)しています。

ここまでひどくなると、相当な痛みがありますが、この子は『びっこ』をひいていませんでした。

『びっこをひく』のはかなり重度の子だけで、よく見られる症状は、寝起きなどの『動き始めが何となくぎこちない』という微妙な変化です。

診察室で触っただけでは分かりにくいことが一般的であり、ご家族もワンちゃん・ネコちゃんの関節症に気づいていないというケースが多いです。

関節症の大敵は「段差」「転倒」「肥満」です。

階段・ソファの昇り降り、フローリングなどすべる床は、徐々にワンちゃんネコちゃんの関節を痛めます。

従って、段差の運動を無くし、床にカーペットやマットを敷くことが大切です。

さらにご自宅で出来ることとしては、以下のようなことがあります。

・関節の可動運動をする

・関節用のサプリを服用する

・体重の管理

・穏やかな運動をする

といったことがあります。

アイビーでは近々、ご家族様と一緒に行うシニア向けのリハビリを開催する予定です!

シニアケア担当チームが張り切って準備中です!

関節のマッサージなどを一緒にしたり、シニア期に適切な運動などを伝授したりする予定です!

気になる方はLINEやホームページのチェックを欠かさないようにお願いします!

猫さんの里親さんを募集中です!

非常に人懐っこい猫さんの里親さんを募集中です。
↓の写真からもわかると思いますが、保護される前からヒトへの警戒心が皆無でした。
現在はアイビーで去勢手術を済ませ、お預かり中です。

本日、素敵なご家庭に迎えられました。
素晴らしい人生が始まります!
(2021.10.09追記)

体調が良いため、3種混合ワクチンの接種も済みました!
(2021.10.07追記)

【キジトラくん】
年齢:おそらく1歳くらい
体重:4.8kg(2021年9月24日時点)
性別:オス(去勢手術済)
ノミ・マダニ駆除:済
お腹の寄生虫駆除:済
猫エイズウイルス:陰性
猫白血病ウイルス:陰性
3種混合ワクチン:済
コメント:とっても甘えん坊で、元気・食欲は折り紙付きです!

興味を持っていただいた方は、お気軽にアイビーまでご連絡ください!

獣医師 宮澤 裕