みなさん、こんにちは。
獣医師の五十嵐です。
今日は現在の生活に役立ちそうな製品やテクニックについて紹介します。
コロナウイルス感染症によって、人間の生活にも多大な影響が出ていますが、
わんちゃん・ねこちゃんもピリピリした空気を感じ取ってか、体調を崩してしまう子もいるようです。
ストレスを感じるのは人間だけではないんですね。
ついピリピリしてしまいがちですが、せっかくの機会なので、ぜひ我が子と沢山スキンシップをとってあげて下さい。
ストレス対策の補助として、サプリメントを使ってあげるのもおすすめです。
また、コロナ対策で消毒液を吹きかけたことにより、皮膚炎を起こしてしまった子もいます。
わんちゃん・ねこちゃんには動物にも使える消毒液を使ってあげましょう。
院内の密集を緩和するために、肛門腺絞りの間隔を延ばしていただくようにご協力いただいています。
皆様のご協力のもと、アイビーでは院内での密集状態を緩和することが出来ています。
ありがとうございます!
お家で肛門腺絞りにチャレンジしていただいている方もいらっしゃるので、
今日はやり方をおさらいしたいと思います。
肛門嚢は肛門の斜め下(時計板の4時と8時の辺り)にあります。
分泌物がたまっているとブドウの房のようにコリコリ触れます。
【日常ケアセミナーの今門腺絞りの写真、イラスト】
①尻尾を写真のようにグイっと上に引き上げます。
②肛門嚢の奥側を指で押さえて、そのまま手前・上方向(肛門)へ絞り出します。
肛門腺分泌物はかなり強烈な臭いがします。
絞ると水鉄砲のように飛ぶことがあるので要注意です!
ティッシュなどで肛門部分を覆ってから絞るか、お風呂場でチャレンジしましょう。
神奈川県はまだまだ外出自粛が続きそうですね。
ストレスもたまると思いますが、こんな時こそ、わんちゃん・ねこちゃんとたくさん触れ合って絆を深めましょう!