こんにちは!看護師の笹原です!
私の担当回では、わんちゃんのしつけに関連することをご紹介していきたいと思います。
皆さん、「カーミングシグナル」という言葉はご存じですか?
簡単にいうと動物のボディランゲージです。
ストレスや不安を感じた時、自分を落ち着かせるときなどにカーミングシグナルを出します。
また、犬や人からの威嚇などを和らげる時にも使い、他の犬や人間と友好的に接するための手段でもあります。
このカーミングシグナルはしつけをするうえで大切にしなくてはいけません。
カーミングシグナルの例をいくつかご紹介したいと思います。
1.あくびをする
・あくびは緊張感の顕れであり、他の犬に対して「こっちの攻撃意志はないよ」と示している
・飼い主さんに叱られてあくびをしているときは「どうかもうこれ以上叱らないでください」というお願いの表れ
2.前足を上げる
・前足をあげながら首をゆっくり上下に動かしたり左右に飛び跳ねたりするときは遊びの誘い
・前足を上げたまま動かないときは獲物や敵を発見して極度に緊張
3.視線を逸らす
・顔を横に向けてそらすというのはかかわりたくないという拒否のしるし
・ほかの犬と出会ったときは、不安な気持ちから相手と視線が合わないようにしてる
・食事やおやつにすぐさま飛びつかないで視線をそらすのは、はやる気持ちをおさえてる
どうでしたか?皆さんが飼われているわんちゃんに当てはまる行動はありましたか?
わんちゃんを観察していち早くカーミングシグナルに気づき、気持ちを理解してあげましょう!
次回は看護師北島が担当します!お楽しみに!