こんにちは。今週は看護師の笹原が担当します。
今回のテーマは「子犬の甘噛み」についてです。
わんちゃんを飼ったことがある方なら一度は経験があるのではないでしょうか?
いつかなくなるからと諦めてしまいがちですが、放っておくと将来に『本気の噛み』につながりやすくなります。
そうならないためにも、生後5ヶ月くらいまでには、しっかり咬みつき抑制ができるように教えましょう。
実際に行ってほしいステップをご紹介します。
1.まずはロープ状のおもちゃを使った引っ張りっこや、ガムなどのかじるおもちゃを与えてエネルギーの発散を十分に行い、かじる欲求を満たしてあげましょう。
2.子犬同士の遊びでは、強く噛んだら噛まれた相手が「キャン」といって楽しい遊びが止まります。
これを応用し、子犬が甘噛みしたら「あっ!」や「痛い」と大きな声で一言いって子犬をおいて部屋の外へいきましょう。20秒程度で構いません。
一番大事なのは子犬が「人の手や足を噛むと楽しいことがなくなってしまう」と理解させることです。
一度行っただけでは効果はでにくいと思います。
実際に私の家で最近飼い始めた子犬も一度だけでは効果はでませんでした。
何度も行うことで子犬も理解できるのか、効果を実感することができます。
注意点としては以下の2点にご注意ください。
1.手で遊ばない!
手で遊ぶと、手をオモチャと誤解させてしまうため、手では遊ばないようにしましょう。
2.引っ張りっこは手加減を!
子犬は乳歯が折れてしまうことがあるので、引っ張りっこは手加減をしましょう。
もし今「甘噛み」にお困りの方がいらっしゃったら今日から是非、実践してみてください。
うまく定着しない場合は、専属トレーナーの亀井にご相談くださいね。