アナフィラキシーショックについて

こんにちは。獣医師の原です。

先日の日曜日にお休みをいただき、セミナーに行ってきました。
ためになることばかりで非常に楽しいセミナーでした。
内容は救急症例に関することが多く、特に『アナフィラキシーショック』が中心でした。
そこで今回はアナフィラキシーショックについてお話ししたいと思います。

アナフィラキシーショックとは、何かに反応して症状をおこすアレルギー反応の一種です。
ワクチンや食べもの、植物、ハチなどが原因になり、急性に症状が出るのが特徴です(多くが30分以内に症状が出ます)。

症状として 循環器症状・・・低血圧、虚脱、粘膜蒼白など
      呼吸器症状・・・呼吸困難など
      消化器症状・・・嘔吐、下痢など
      皮膚症状・・・・顔の腫れや赤み

などがあります。
早く出る症状ほどリスクが高く、最悪の場合は命を落とすこともあります。
症状が出た場合、注射や点滴による治療が基本となります。
少しでも上記の症状に当てはまるなと感じた場合は、病院に連れてきてください!

この写真をご覧ください。

この写真はアイビーでワクチンを打つ際、必ずお見せしている写真です。
ワクチンのアレルギーでお顔が腫れているダックスさんです。
(左が打つ前、右が打った後です)
この症状はムーンフェイスといわれる、ワクチン接種から数時間で出る症状です。
半日以上たってから出ることもあるため、ワクチンを打った日は激しい運動やシャンプーは控えましょう。

ちなみに・・・
アイビーでワクチンを打った際、上記のようなアナフィラキシーショックやムーンフェイスが出た際は無料で治療させていただきます。
安心してワクチンを打ちに来てください!

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