意外と知らない健康の小ネタ(2)

ノミ・マダニ関連のマメ知識

前回は『一斉風靡したフロントラインが廃れた理由』などをご紹介しました。
 ※詳細は前回の記事をご参照ください
今回は、生活に直結するノミ・マダニ関連の勘違いをご紹介します。

《ノミ・マダニの季節は夏?》

↓のグラフでわかるように、”今”が最もマダニの多い季節なんです。
最も暑い季節は、屋外で生活するマダニもしんどいのかもしれませんね。

しかも将来のある『幼ダニ』のピークです。
この時期にマダニをご自宅に持ち帰らないように注意が必要です!

マダニの生活環

《住宅街にはいない?》

当然、住宅街にもノミ・マダニがいます。
先日、アイビーの目の前の道路にタヌキさんがいました。
近くのゴルフ場で大繁殖しているそうです。
タヌキ、ハクビシンなどの野生動物、または外猫さんがノミ・マダニを運んでいるんです。

アイビー前でみつけたタヌキ

実は日本のマダニ分布を調べた文献もあるんです。
四季があり、地域によって気候が異なる日本は、諸外国に比べてマダニにも多様性があるようです。
その結果、農村を好むマダニだけでなく、市街地を好むマダニもいるそうです。
マダニにも個性があって可愛いような気がしてきます。

※参考文献:Ixodid tick species recovered from domestic dogs in Japan.

今回は、ノミ・マダニのトピックスの2回目でした。
また、誤解の多い内容や、身近な内容をご紹介していきます。
トピックスのご希望があれば、ぜひ教えてください!

獣医師 宮澤 裕