Category Archives: その他のご案内

便利グッズの紹介

こんにちは!獣医師の五十嵐です。

突然ですが、皆さんのお家のワンちゃん・ネコちゃんは薬を飲むのが得意ですか?
私は子供の頃は薬が嫌いで、毎回オブラートやゼリーを使わないと飲めませんでした。
ワンちゃん・ネコちゃんにも、私と同じように薬が大嫌いな子がいるのではないでしょうか?

本日は薬を飲んでいるワンちゃん・ネコちゃんのご家族向けに便利グッズを紹介しようと思います。

◎まずは投薬用オヤツ!
<錠剤向け>
・ピルポケット(犬用・猫用)
・投薬トリーツ(犬用)

<粉薬向け>
・おくすりちょーだい(犬・猫用)
・ビオナチュレ(猫用)

◎オヤツではダメな場合の投薬グッズ
・注射器のシリンジポンプ
粉薬を水に溶いて注射器で直接口に入れてあげます。(お手持ちのスポイトなどでもOKです)
・カプセル
ヒトの薬局で販売しています。薬の量に合わせてサイズを選びましょう。
薬の量が多い場合は2回に分けてあげてください。
カプセルは大きい様に見えて、意外とネコちゃんでも飲めます!
薬の味が嫌で、泡で出してしまう子などは、ぜひ試してみてください。
カプセルが喉に貼り付いてしまうため、カプセルを水で濡らしてから飲ませてあげるのがコツです。

◎番外編
薬の保管に役立つグッズです。
・珪藻土スティック
薬と珪藻土スティックをジップロックなどで一緒に保管します。
驚くほど湿気を防いでくれます。 
とくに粉薬は保管場所によっては湿気やすいのでオススメです。
ホームセンターや100円ショップなどで手に入ります。

今回はお薬関連の情報でしたが、今後もお役立ち情報があれば随時アップしていきますね!

医薬品から『発がん物質!?』

ラニチジンという医薬品から発がん物質が検出されたという案内がありました。

ラニチジンはヒトでもペットでもよく使う一般的な『胃薬』です。
胃酸を抑えてムカムカを抑える作用があります。

多くの製薬メーカーが自主回収を始めましたが、
現時点ではこの薬による発がんを疑う情報はないそうです。

アイビーではラニチジンは注射・内服ともに使用していないのでご安心ください。

ラニチジンに関する厚生労働省の発表
ラニチジンに関する報道

獣医師 宮澤 裕

誤食事故について

こんにちは!獣医師の五十嵐です。
皆さん、お盆休みを満喫されているでしょうか?
親戚の集まりやお祭りなど、ワンちゃん・ネコちゃんにとっても楽しいイベントが多い時期ですね!
それと同時に誤食事故が起きやすい時期でもあるんです・・・
お祭り会場に落ちていた竹串、親戚のお子さんのオモチャなどなど、この時期は特に危険がいっぱいです。

過去にアイビーではこんな誤食事故の例がありました。

マチ針
バンダナ
クリップ


せっかくの楽しいイベントが大事故にならないように、ワンちゃん・ネコちゃんの口に入るものにも今一度注意を払ってみてください。

もし!
飲み込んでしまったら、なるべく早くお連れくださいね!

【重要】アドレスタンの価格調整

【クッシング症候群】をご存知でしょうか。
副腎ホルモンが過剰となる、中高齢のワンちゃんにとても多い疾患です。
ホルモンが関与する疾患であるため全身に作用し、
さまざまな症状を呈して命を落とす怖い疾患です。

また、『よく食べる』『よく飲む』という初期症状のために、
ご自宅で発見されたときには進行していることが一般的です。

今回は、『早期発見のコツ』ではなく、重要なお知らせがあります。

【クッシング症候群】の治療薬である『アドレスタン』は、
かなり長期にわたって流通が止まっています。
製造元でトラブルがあったそうで、
日本に入ってくる数量自体がかなり少ないそうです。
すでに処方できなくなっている動物病院も少なくありません。

クッシングの治療薬(アドレスタン)

治療薬が途切れると、命にかかわる疾患です。

アイビーでは、海外のディーラーから取り寄せをして難をしのいできました。
普段から、国内で流通していない抗がん剤を海外から取り寄せている関係で、
スムーズに同一薬剤が入手できています。
しかし、海外薬は同一薬物でありながら価格が約2倍であり、
『国内のアドレスタン』の価格では取り寄せを続けられません。

申し訳ありませんが、本日から『海外のアドレスタン』の処方価格を
一時的に見直しさせていただきます。

国内での流通が再開する目処はたっていないそうです。
薬剤の流通ストップは、メーカーサイドの流通の問題です。
アイビーでは最大限の努力をしてきましたが、
価格の見直しをせざるを得ない状況となっている点を
ご理解いただきたいと思います。

また、『アニコム』は海外薬に対して保険が使えません。
したがって、『アニコム』に加入されている方は、
海外のアドレスタンを保険外で使用することになります。
こちらも保険会社のルールであり、動物病院側からはどうしようもありません。
重ねてご理解いただくよう、お願いいたします。

ちなみに、以下のような選択肢もありますが、
多くの問題点があり推奨されません。

1.個人輸入
一般の方が個人輸入できるのは、非正規の同効品です。
これを個人輸入して使用した場合、有効性が非常に低いことが知られています。
また、体調面のトラブルが発生しても『自己責任』となり保証されません。
そもそも、非正規の同効品は『ジェネリック』ではありません。
さまざまな理由から、推奨されない選択肢です。

2.大きいサイズの分割
人体薬、動物薬ともに60mgという大きなサイズがあります。
これを分割して投与すると、作業者および投与者に
健康上の大きなリスクがあります。
推奨される方法ではありません。
また、人体用の同一薬剤は価格が約3倍であり、
コスト的にも不利な選択肢です。

ご理解・ご協力いただけると幸いです。

アイビーペットクリニック
院長/獣医師 宮澤 裕

狂犬病予防接種/ネコちゃんフード

こんにちは!
今回の担当は看護師の伊藤です。

そろそろ春がやってきますね。
ということは…、ワンちゃんの狂犬病予防接種のハガキがそれぞれの市役所から届くと思います。
当院では4~8月に手続きの代行を行っています。
※大和市、座間市、相模原市のみです
ハガキと愛犬手帳もある方はそちらもご持参ください。
ハガキ等がないと代行できませんので、ご了承ください。
狂犬病予防接種の詳細はこちらから♪

元気食欲バッチリで、身体で気になる症状もないという場合は、待ち時間なしの『お昼の予約診察』がオススメです!
予約診察は、ネコちゃんにもオススメです!元気だけど爪切りしたい…でも待ち時間中に興奮しちゃう。という子は是非ご活用ください!
予約健診はこちらから♪

ネコちゃん向けのトピックスとして、2種類の新しいフードが流通開始となります!
3月下旬に『腎臓病初期の子用』
4月上旬に『普段用』
それぞれの詳細はまだご紹介できないのですが、4/7(日)に行うフードセミナーでご紹介させていただきます!
もちろん、他のフードのお話もさせていただきます。
まだ予約の空きがありますので、ご参加お待ちしております♪
フードセミナーの詳細はこちら♪

看護師 伊藤