Category Archives: アイビーのご案内

年齢に合わせたスキンケアをしよう!

突然ですが、以下のものの共通点はなんでしょうか。

・植物を育てる
・ハンドクリーム
・読書
・子供と遊ぶ

・・・答えは、『私の趣味』です。

そんな問題!?
しかも、ハンドクリーム!?

と思われるかもしれませんが、指先が荒れてしまうと、手術時の感覚がかなり変わってしまいます。
と言っても、特別な高価なものではなく、見た目の可愛さ、香りの良さがポイントです!

最近、ジブリストアとディズニーストアでゲットしたハンドクリームは、『頑張った時のご褒美』や『大きな手術の前の気合い入れ』として使っています!


若いうちはスキンケアはいらなかったのですが、年とともに重要度が増しています・・・。
もちろん、ワンちゃん・ネコちゃんも加齢とともにスキンケアが重要になってきます。

4月の【スキンケアセミナー】で正しいスキンケアをマスターしましょう!
自己流はお肌を痛めます!
+αとして、『その子に合わせたスキンケア』については、
診察の際にお気軽にご相談くださいね!
【スキンケアセミナー】の詳細はこちら

獣医師 宮澤 裕

シニアネコさんの30%は1年後に腎臓病に・・・

シニアネコさんの30%は『1年後に腎臓病へ移行する』
という有名なデータがあります。*1
そして現在の医療では腎臓病は治せないため、『早期発見・早期治療』が理想です。

ここで問題になるのが、『ステージ1の腎臓病は明らかな症状がない』ことです。
以前は、定期的に尿検査をして『腎臓病になってすぐ』の段階を見つけるのが目標でした。

現在は、腎臓病マーカーを計測することで、
腎臓病になる13か月前に早期発見して備えることができます。

ネコさんの腎臓病の全体像

次に問題になるのが、腎臓病の療法食は
ステージ2から食べることが推奨されていることです。
ステージ1から食べ始めると、筋肉量の低下などの心配があります。

せっかくステージ1で見つけたのに!!

しかし、ついにこの問題が解決する日が来ました!

『腎臓病マーカーで早期発見』+『ステージ1用のフードで進行抑制!』が
可能となりました!*2

k/d 早期アシスト(ドライ)
k/d 早期アシスト(ドライ)
k/d早期アシスト(ウェット)

k/d 早期アシスト(ウェット)

もし『k/d 早期アシスト』を食べてくれないネコさんの場合は、
年代に合わせた高品質なフードを選択せざるをえません。

待ち望んだフードということもあり、
数量限定で『1+1』キャンペーンを実施します。
 ※1袋ご購入で、1袋をプレゼント!

《フード注文用LINE》であれば24時間いつでもご注文可能です。

食事選びは我が子の健康に直結します。
自己判断で療法食を選んで、悪影響が出てしまうことも珍しくありません。
正しいフード選びのために、ぜひ【フードの選び方セミナー】へご参加ください!
もちろん、アイビーには多数のフードマイスターがおりますので、
セミナー以外でもお気軽にご相談ください。

早期腎臓病へ適切なフード選びを

《参考文献》
*1 2009 Evaluation of Predictors of the Development of Azotemia in Cats.
*2 2015 Acceptance and effects of a therapeutic renal food in pet cats with chronic kidney disease.

花粉の時期

こんにちは!

今週は看護師の早川が担当いたします。
今年は花粉の量がすごいらしいですね。
当院のスタッフも花粉症に苦しめられています。
マスクをしてお話しさせていただくことが多いので、
声が聞き取りにくい場合は遠慮なくご指摘くださいね!

さて今回は花粉の話題…ではなく、
今度開催される「フード選びセミナー」をご案内します!

「去年もやってなかったっけ…」と思ったそこのあなた!
そうです!実は去年も開催されています!
毎年行っているのは、それだけたくさんの方に聞いていただきたい大切な内容だからです!

もちろん、最近の話題も取り入れ、昨年よりもパワーアップしています。
まだまだご予約は受け付けております。

ご飯のことでお悩みがある方、よく聞くあの話は本当なの?などなど、
今回のセミナーでご飯のお悩みをさっぱり解消してしまいましょう!

”健康な体”は”良質なフード”で作られます!

獣医師の宮澤です。
当たり前のことなんですが、日々、重い子たちを診ていると、
『良いフード』を選ぶ重要性を強く感じます。

診察の中で『嘔吐』や『下痢』は多く、そのうち『フード』が原因となっている子はかなり多いです。

その子たちは、『とっても安いフード』というよりも
『ネットで評判の高価なフード』のことが多いです。

近年は飼い主様の意識も高く、我が子を大切にされているので、
フードに関してもよく調べている方が多いと感じます。

しかし、その情報に根拠はありますか?
誰が書いたかわからないネットの情報を信じて大丈夫でしょうか。

《2016年の文献から》
《2001年の文献から》

つい最近も『フードの種類と心筋症』の関連についての報告がありました。
 →詳細はこちらから

健康な体は良質なフードから作られます。
医学的な根拠のある知識を!

【フードの選び方セミナー】にぜひご参加ください!
 日時:4月7日(日)14-15時
 場所:アイビー待合室
 講師:獣医師・五十嵐
 費用:無料
  →詳細はこちら

その『びっこ』は・・・

東大で行われた麻酔外科学会に参加してきました。
7時間ずっと『ワンちゃん』の『後ろ足』の『整形外科疾患』のみ!
非常にマニアックで深い世界で、とても勉強になりました!

麻酔外科学会で後肢跛行の勉強をしてきました

もちろん、後ろ足だけでもいろいろな病気があります。
骨や関節を痛めたのか、靭帯を損傷したのか、神経のマヒなのか、ガンが隠れているのか…。
本人が話せないからこそ、正確な診断と治療が重要です。

日曜日にお休みをいただくようになってから、学会やセミナーに参加しやすくなりました。
獣医療は驚くほど速い進歩を遂げています。
日々、新しい診断技術、治療技術も開発されます。

関節手術のイメージ

『この病気は治せるようになったんですよ!』となるものがさらに増えていくはずです。
今後も積極的にセミナーに参加し、より良い医療をご提供していきます!

そして、アイビーでも『飼い主様向けの院内セミナー』をたくさんご用意していきたいと思います。
4月は院内セミナーが特に充実しています。
我が子の健康のために当てはまるものがあれば、ぜひお越しくださいね!

獣医師 宮澤 裕