Monthly Archives: 11月 2019

きょうのトリミング

こんにちは!
本日トリミングでお越しいただいたワンちゃんのご紹介です☆

柴犬のあんずちゃんです!
今日は皮膚治療の一環で炭酸浴デビューです^^
ドキドキしますね!

気持ちが良かったみたいでこの表情です♪

アイビーでは炭酸のシャワーではなく、温浴として取り入れています!
定期的に炭酸泉に入ることによって血流がよくなり皮膚の活性化に繋がります。
皮膚トラブルでお悩みの方にオススメですよ^^

炭酸浴だけでも、こすらずにしっかり汚れを浮かせて落とすことができるのでこんなにふわふわに仕上がるんですよ。

あんずちゃんまたお待ちしております☆

本日はもうひとりご紹介いたします☆
Mシュナウザーのベスちゃんです!

優しいお顔でしょう?どんな風に変身するのかな?

こんなにシュナウザーらしさを残したままスッキリと仕上げることが出来ました!
大人しくってとってもいい子さんでしたね!
トリミング中も落ち着いた様子でした。

二人とも今日はおつかれさまでした^^
おうちでゆっくり過ごしてね!
またお待ちしております!

☆アイビーペットクリニック・トリミング室より☆

子猫さんの里親さんを募集中!

里親さんの募集は終了しました!
たくさんのご連絡をいただきありがとうございました!
(2020.01.15)

保護された子猫さんの里親さんを募集しています。
今は保護してくださったご家庭で元気にしています。
興味のある方は、アイビーへご連絡ください。

8月末ころに生まれた女の子です。
現在は体重1kgで健康状態も良好です。
ノミ・マダニ駆除 済
フィラリア駆除 済
お腹の寄生虫駆除 済

体調も良く、美形な女の子です。
ご連絡をお待ちしています!

獣医師 宮澤 裕

オヤツ情報局(ネコちゃん)

大人気の《オヤツ情報局》です!
第3回は、ネコちゃん用【ビオナチュレ】をご紹介します。
名前がすでに『体に良さそうな雰囲気』ですね!

これは、誰もが知っている『ちゅ~る』を、ペット医療の専門のメーカーが作ったものです。
実は『ちゅ~る』に限らず、美味しくてよく食べるオヤツ類は、それなりの塩分量が含まれています。

ネコちゃんが1日に摂取すべき塩分量は35mgとされているため、1日1本程度なら問題ありません。
しかし、主食から摂取する塩分量もあるため、『オヤツの食べすぎはNG』です。
ヒトと同じですね!

医療用【ビオナチュレ】は『ちゅ~る』と比較すると塩分量が約1/3程度なので、以下のような『塩分を控えたい』ネコちゃんでも安心です。
 ・シニア世代
 ・腎臓病(予備軍も含む)
 ・心臓病

もちろん、薄味でマズイということはありません。
我が家のネコちゃんチームも『ちゅ~る』のCMばりによく食べます。
メーカーさんのサイトに動画がありますので見てみてください。
 《ビオナチュレ動画》

【ビオナチュレ】には『ちゅ~る』と同じようにトロトロタイプと、投薬補助用のベタッとしたタイプがあります。
 ※正確には『カロリートリーツ』『投薬補助トリーツ』です。
塩分を控えてもちゃんと美味しいので、いろいろな場面で活躍してくれそうです!
 ・夏バテ防止
 ・シニア期の食欲低下
 ・病気中の食事補助と投薬補助 など

病気の子や、シニアで食欲が落ちている子には、『オヤツはダメ!』ではなく、『オヤツを上手に安全に』使ってあげましょう!

そして、12月1日(日)は【ネコちゃんの腎臓病セミナー】が開催されます。
ネコちゃんと暮らす方はぜひご参加ください!

獣医師 宮澤 裕

トリミングルームより

こんにちは!
アイビーのトリミング室から今日いらっしゃった患者様のカットのご紹介をいたします!

ラムちゃん(チワワとプードルさんのミックスちゃん)です!
カメラ目線くれました^^

シャンプー中のご様子です!
あわあわシャンプーできもちがよさそうです。

仕上がりです♪
仔犬らしいイメージでのカットにしましたが、ふんわりと柔らかな印象でラムちゃんにマッチしています!

今日はアイビーでの初トリミングで疲れちゃったかな?
おうちでゆっくりおやすみしてね!

またお待ちしております♪

☆アイビーペットクリニック・トリミング室より☆

クッシングの治療薬が復活!

クッシングの治療薬が復活

先日、『クッシング症候群の治療薬が国内で流通していない!』というご案内をしました。
現在は、すべてのサイズの『アドレスタン』の国内流通が再開しています。
お薬の費用が安くなり安心しました。
が、まだ流通が不十分なため、油断はできません。

そもそもクッシング症候群とは、副腎ホルモンが体内で過剰に分泌されることが問題です。
しかし、副腎の疾患ではなく、副腎に指令を出している脳の一部(下垂体)が黒幕なのです。

そして、『アドレスタン』は、『副腎ホルモンを低下させる』お薬です。
黒幕である下垂体が治る薬ではありません。
生涯、お薬を続けて過剰な副腎ホルモンから我が子を守るしかないのです。

国内の 『アドレスタン』 が途切れて【クッシング症候群】に苦しめられるのは避けたい。
海外の同一薬剤で治療費が高騰するのも避けたい。
そうだ!個人輸入しよう!・・・という発想に至る方もおられるかもしれません。

個人輸入は本当に危険なのでやめましょう。
獣医師が海外の医薬品ディーラーと契約を交わして手に入れる『海外の正規の医薬品』と
一般の方がWEBで入手する『海外薬の個人輸入品』は全く別物です。
『成分が安全かどうか』『ちゃんと効くか』が証明されておらず、ヒトでも健康被害が問題となっています。
もちろん 『ジェネリック』とも違うので、気軽に手を出してはいけません。

そもそも、『(WEBも含め)個人輸入業者からお薬を買う』という流れは法律で禁止されています。
厚生労働省HP

それでもWEB社会だけに、個人輸入し自己判断で使用されていることがあるようです。
ご自身の薬ならまだしも、ワンちゃん・ネコちゃんへ自己判断で診断・治療を行うのはとても危険です。
今後はWEB購入での自己判断での使用も規制が強まるようです。
新聞記事はこちら

『薬』は使い方次第では『毒』にもなりかねません。
私達は6年間の専門教育を受け、国家試験を合格して獣医師となります。
それでもすべての獣医師が同じ水準ではありません。
卒業後にどのような環境でどのような訓練を受けたかで、獣医師のスキルが決まります。
各獣医師の特性の違いは、ワンちゃん・ネコちゃんの飼い主様であれば、実感されていると思います。
普段の体調だけでなく、『薬』についても、信頼できると感じる獣医師にご相談くださいね。

ちなみに、【クッシング症候群】を完治させる治療法はまたの機会にご紹介しますね。

獣医師 宮澤 裕