こんにちは、今回は看護師の北島が担当します。
「秋の植物に注意!ワンちゃん編」についてご紹介させていただきます!
秋になり涼しく快適な気温になりましたね!
公園などに外出する頻度も多くなるのではないでしょうか?
以前、私の親戚のワンちゃんが毒草を誤って食べてしまい、とても危険な目に遭いました。
クリスマスに人気のポインセチアです。
皆さんの愛犬ちゃんが怖い思いをする前に、公園や道に咲いている危険な植物をご紹介します。
・イガグリ(栗のトゲ)
秋に美味しい栗ですが、お散歩コースにイガグリは落ちていませんか?
好奇心旺盛なワンちゃんは、くわえて遊んでお口や鼻をトゲで刺してしまう子がいます。
傷口から細菌が化膿して重症になってしまう可能性もありますので、見つけたら避けてあげて下さいね。
・キノコ類
山や公園、植え込み等の至る所にひょっこりと生えているキノコ達。
人間でもバーベキューで焼いて食べてしまって病院へというニュースが流れます。
ワンちゃんにも危険です、キノコが生えていたら興味を持つ前に離れましょう。
・彼岸花(ヒガンバナ)
道路や公園など色々な場所で咲く、印象的な真っ赤な花です。
かなり毒性が強く、特に茎と球根には特に注意してください。
症状としては、体の麻痺や下痢、嘔吐を引き起こし、死に至るケースもあるそうです。
・イチョウ(銀杏の実)
黄色の落ち葉と一緒に落ちている、独特な匂いの木の実も毒があります。
人間も多くを取りすぎると中毒症状を引き起こします。ワンちゃんも同様です。
食後半日以内に、嘔吐、下痢、食欲不振、元気消失、呼吸困難、意識混濁などの症状を引き起こし、最悪の場合は死に至るケースもあります。
個体差によりますが、小型犬は1粒食べただけでも危険性があるそうです。
また、熱に強い毒性のため、生食も加熱食も変わりないみたいです。
実は6月ごろに大和市の泉の森と深見歴史の森で、「カエンダケ」というキノコが発見されました。
見た目は面白いのですが、人間が誤って食べてしまうと死に至る危険性があり、触れるだけでも皮膚の炎症を引き起こします。ワンちゃんにもかなり危険なキノコになります。
発見しても触らずに、その場から離れてくださいね!
泉の森は、自然に囲まれていてお散歩にとても良いところです!
毒草のほかにも、ノミやダニ、蚊の対策を忘れずに楽しんでくださいね!