Category Archives: フード・おやつのご案内

【フードの日】を中止します

ご好評いただいていた《フードの日》ですが、待合室が非常に『過密』になってしまうため、4月7日(火)以降の開催を中止いたします。
新型コロナウイルスの収束を見極めて再開のタイミングを検討いたします。
以下の方に限り、4月21日(火)に10%OFFでお受取り可能とさせていただきます。

【4月21日(火)の特例の対象となる方】
 ・4月7日時点で、すでにご注文済みの方
 ・4月7日までの《フードの日》でお受取り予定だった方

大変ご迷惑をおかけしますが、ご理解・ご協力をお願いいたします。

アイビーペットクリニック
院長 宮澤 裕

買い占め不要!ペットフードの流通について

先日もご案内したように、各メーカーの情報によると、動物病院向けの療法食の生産・流通は新型コロナウイルスの影響を受けないようです。
過剰な買いだめは必要ないとのことでした。

しかし、つい最近起こった一時的に『トイレットペーパー』が手に入らない時期を覚えていますか?

デマが原因でトイレットペーパーの買い占めが生じ、『潤沢にあるはず』のトイレットペーパーが姿を消してしまったことがありました。

東京などのグループ系動物病院などで、療法食の買いだめが始まっているようです。

メーカーが通常の流通量を死守したとしても、それを超える買いだめが生じると、流通不足になる可能性があります。
フードメーカーの情報を信じて良識にしたがった飼い主様がフード不足になる可能性があるかもしれません。

念のため、いつもよりも少し多めの備蓄を意識しておいたほうがよいと思います。

決して、『フードの買いだめ・買い占めをしましょう!』と煽るつもりはありません。
しかし、我が子のための『食べ物』は欠かすわけにはいきません。
特に、病気の治療のための療法食を食べている子はなおさらです。

アイビーでも通常より余裕をもって保管していますが、『全患者様の当面のストック全て』を保有することは不可能です。
我が子のフードの特殊性が高い方ほど、災害に備えるつもりで、フードの在庫を意識してみてください。

獣医師 宮澤 裕

コロナウイルスによる診察時間の変更はありません

【アイビーの診察時間について】

新型コロナウイルスが世界的に拡大しています。
現時点では、アイビーの『診察時間の短縮』などの予定はありません。
土日も含め、通常通りの診察を行っています。

《アイビーの診察時間はこちら》

『不要不急の外出はさけるように』と呼びかけられている中、
ワンちゃん・ネコちゃんの通院は『必要』なことに当たります。
とはいえ、ヒトの集まる動物病院に通院するのもちょっと工夫したいところです。

健康なワンちゃん・ネコちゃんであれば、アイビーの《予約健診》をご活用いただくことで、院内でお待たせする時間が非常に短くなります。
季節がら、『フィラリア検査』や『狂犬病予防接種』などが必要ですが、これらは《予約健診》で時間予約を確保してしまうのがお勧めです。

アイビーの《予約健診》の詳細はこちら

【フードの流通について】

動物病院で扱う『療法食』は治療の一環であり、お薬と同レベルの大切なものです。
海外で生産されている『療法食』も多く、生産や流通が心配されるところです。
現時点では、各メーカーともに『療法食の生産・流通に影響はない』とのことです。

『新型コロナウイルス』についての状況は、世界的に急激な変化が生じています。
今後も、ペットとの生活に関する情報をお伝えしていきます。

獣医師 宮澤 裕

ブルーバッファローが撤退!

自然派フードの代表として数年前に日本に導入されてきた『ブルーバッファロー』をご存知でしょうか。

ペットのための《無添加でグレインフリー》のフードが基本コンセプトでした。
アメリカの意識の高い層で大流行し、話題となりました。
昨年のうちに、すでに日本からの撤退が始まっていましたが、いよいよ完全に日本から撤退すると販売元から連絡がありました。

日本から『撤退』・・・アメリカでは販売が続くのか?
という気になる表現ですが、『撤退』の理由についてはわかりません。

2019年にFDAから『グレインフリーフードで心筋症になる可能性がある』という発表がありましたが、これも関係があるかもしれません。

《グレインフリーで心筋症に!?》をご参照ください

野生の肉食動物は『グレイン(穀物)』を食べないというイメージから、『グレインフリー』がペットに良いという偏見があるようです。
野生の肉食動物は、草食動物の内臓を食べるときに、消化管内で消化された『グレイン(穀物)』を食べて食物繊維を摂取します。
医学的に『グレインフリー』が健康に良いという根拠はありません。
ペットを想うあまり、『ナチュラル』『無添加』など間違ったフード選びが広がっています。

いずれにせよ、ブルーバッファローが撤退する真の理由はわかりませんが、ご使用になられている方は、次に食べるフードの選定を始めなければなりません。

アイビーの獣医師・看護師は『フードマイスター』および『フードアドバイザー』の認定を取得しています。
フード選びに迷ったら、お気軽にご相談ください!
健康な体は、高品質で美味しい食事から作られます!

獣医師 宮澤 裕

【ごはん通信】新フードプレゼント中!

大人気の【ごはん通信】です。
今回は自己判断が招いた《療法食の恐怖・その1》と
《新フードのプレゼント》のご案内をお届けします!

ごく最近まで、pHコントロールという大人気フードがありました。
見たことある!という方も多いと思います。

これまで、pHコントロールシリーズは「塩分量」を多めにして水分摂取を増やして尿石症や膀胱結石を治療するというコンセプトでした。
つまり【心疾患】【腎疾患】を持っているワンちゃん・ネコちゃんには有害になるフードです。
これらの疾患が多い【シニア世代】も避けたいところです。

療法食は、特定の疾患や臓器に特化した栄養のバランスとなっています。
つまり、その背後で何かしらのデメリットがあります。

本来、療法食は獣医師がワンちゃん・ネコちゃんに合わせて診断し処方するものです。
ご自身で自己判断して選ぶべきではありません。
実際に、心臓病や腎臓病が進行して来院されるまで続けていた子もいます。

我が子のために良かれと思って選んだフードが、病気を悪化させていた・・・
そんなことが少なくありません。
獣医師と相談の上、美味しくて体に合ったフードが選ぶことが理想ですね。

ちなみに、pHコントロールシリーズには多くのバリエーションがあったのですが、これらが全て『ユリナリーS/Oシリーズ』へ名称変更となりました。

この陰(?)で『ユリナリーS/Oエイジング7+』というフードが新規追加となっています。

この『エイジング7+』シリーズは「塩分量」を控えめにしつつ、飲水量を増やせる新しいコンセプトのフードです。
これであれば、【心疾患】【腎疾患】【シニア世代】も安心して食べられます!

ワンちゃん・ネコちゃんともに、新規で『エイジング7+』始める方を対象に、ドライ製品+缶詰をプレゼント中です!
数に限りがあるので、『尿石症+心臓病』や『尿石症+腎臓病』などで困っている方はお気軽にご相談ください!

2019年は各メーカーから多くの新製品がリリースされました。
高品質な食事が健康な体を作るというのは当たり前のことです。
選択肢が増えていくのはとても良いことだと思います。

全ての新製品が『良いフード』とは限りません。
2020年も【ごはん通信】でご紹介していきます!

次回の【ごはん通信】は『手作りジャーキー』で起こった悲劇をご紹介予定です!

獣医師 宮澤 裕