Daily Archives: 2020年12月6日

アイビーの方針1:医療水準の高さ

アンケート結果で目立っていたのが、『医療水準の高さ』『得意分野の異なる複数の獣医師』でした。
アイビーへのご要望は『安く早く』ではなく、『高水準』であることがとても嬉しく思います。

ヒトの医療でもそうですが、1人の獣医師がすべての分野を高水準でカバーすることは不可能です。
獣医師・看護師はもちろん、全スタッフが各自の重点分野を定め、他者には負けない自分の得意領域を持ち、その知識・技術を日々磨いています。

一方、得意分野のみでなく、ワンちゃん・ネコちゃんの体全体を把握する能力も重要です。

アイビーでは、その日の診察カルテを全獣医師で細かく検討する《カルテ合わせ》を毎晩行っています。
『次回、こうだったらこうしよう』『もっと、〇〇の聞き取りをすると良いと思う』『先日、こんな関連文献がでていたよ』などなど。
毎日、1日も欠かさず《カルテ合わせ》を行い、得意領域以外の情報を得たり、総合的に診断を組み立てるトレーニングを行っています。

そして《カルテ合わせ》をしているので、普段と異なる獣医師が診察を担当しても、情報が共有できているだけでなく、同じ思考回路で診断に向かいます。

専門書の知識は当然必要ですが、知識だけでは正しい診断ステップは踏めません。
経験の豊富な先輩、得意分野の異なる同僚がいることが重要です。
アイビーでは得意分野の異なる獣医師を状況に合わせて選択できます。
どの獣医師が良いのか迷う場合は、ぜひ受付スタッフにご相談ください!

獣医師 宮澤 裕

アンケートにご協力ありがとうございました!

『理想のホームドクターは?』というアンケートに多数の方がご協力くださいました。
皆様のご協力に感謝いたします。

過半数を超えたものをピックアップすると、上記の画像のような結果でした。
やはりアイビーに求められているのは『医療レベルの高さ』と『わかりやすさ』の両立のようです。
まさに私達の望む姿です。

アイビーのスタッフは、獣医師、看護師、トリマー、トレーナー、受付スタッフ、クリーンスタッフの全スタッフが命をお預かりするプレッシャーを正しく受け止め、日々レベルアップを心がけています。
院内は戦場のような目まぐるしさでありながら、皆が命を救うことだけを目的に頑張っています。

だからこそ、さらなる医療水準の向上を期待されていることを、心から嬉しく思います。
いただいたご意見をもとに更なるレベルアップに努めてまいります。
少しずつになりますが、頂いたご要望に対するアイビーの考え・方針もお答えしていきます。

2021年1月の移転を機に、多くの変更をおこないます。
当初は皆様には混乱を招く部分もあると思います。
変更点は、いずれも皆様の通いやすいホームドクターへ進化するための物です。
ご理解・ご協力をいただけると幸いです。

院長/獣医師 宮澤 裕