アイビー自慢の医療機器の中から、今回は《超音波診断装置》をご紹介します。
いわゆる《エコー》ですね。
エコーというと、ヒトの妊婦さんの検査がイメージしやすいかもしれません。
お腹の中で赤ちゃんが動いている様子を確認するような検査なので、以下のような特徴があります。
【エコー検査の特徴】
《メリット》
・体への負担がない
・体の中を透かして見える
・下準備なしですぐに実施可能
《デメリット》
・局所は把握できるが、広範囲の全体像は把握しにくい
・検査者の技術力が強く反映される
・検査機器の解像度が強く反映される
院長が【がん】の認定医ということもあり、体内の数ミリの異常な構造を見逃さないようにこだわっています。
そして、今回の本題ですが、エコー検査の機械も現時点で最新の『ARIETTA 65V』という機種を使用しています。
スマートフォンなどもそうですが、精密機器の進歩の速さには目を見張るものがありますが、エコー機器の進歩も尋常ではありません。
医療機器メーカーさんの努力には、本当に頭が下がります。
医療機器はケチらずこだわって選定しているので、以前はぼんやりしか見えなかった異常な構造がくっきり見えます!
画像の明瞭さは『クッシングの早期発見』の回をご参照ください!
ペットの死因の約半分は『がん』という時代になりました。
これはヒトと同じですね。
シニア期のペットの体内に、『もともとはないはずの何か』ができていないか、みてあげると安心ですね!
獣医師 宮澤 裕