こんにちは!看護師の古川です!
前回は猫が快適に暮らせるようにおすすめのグッズをご紹介しました。
今回は猫のボディランゲージをご紹介しようと思います。
1.しっぽ
・しっぽを垂直に上げて近づいて来る
猫がしっぽ上げているのはフレンドリーな挨拶です。
飼主さんに対して行っている場合は「大好き」といった愛情表現のサインとも考えられます。
・しっぽを下げ、体の横にくっつけたり、後ろ足の脚にはさんだりする
相手に対して恐怖心をもっているサインです。
・しっぽのつけ根が上がっていて、先端は下がっている
相手に対して攻撃心をもっているサインです。
・しっぽの毛を逆立てる
恐怖心と攻撃心、どちらも持っているときのサインです。このまましっぽを高く上げるときもあります。
・しっぽをふる
興奮しているときにでるサインで、機嫌がいい時、相手に対して攻撃心をもっているときにもでます。
無理に触らず、そっとしておきましょう。
2.耳
・耳を横向きにし、頭にぴったりとくっつける
相手に対して恐怖心をもっているサインです。
・耳を後ろに向け、先端をピンと立てる(いか耳)
相手に対して攻撃心をもっているサインです。
3.眼
・黒目が大きい
恐怖心と攻撃心の両方が強くなり、気持ちが高ぶると黒目が大きくなります。
じっと動かなそうな様子でも、ちょっとした刺激によって飛び跳ねたり、攻撃したりしてくるときもあります。
・眼が穏やかで、焦点のどこかぼんやりしている
リラックスしているときにでるサインです。
・せわしなくまばたきをする
相手に対して恐怖心をもっているサインです。
・眼を見開き、じっと見つめている
相手に対して攻撃心をもっているサインです。
4.口元やヒゲ
・ヒゲを前方に突き出し、つけ根をぷっくりと膨らませる
恐怖心よりも攻撃心が強い時に出るサインです。
・ヒゲを後ろに向け、顔にぴったりとつける
相手に対して恐怖心をもっているサインです。
5.姿勢
・体を小さくさせ、隠れて動かなくなる
相手に対して恐怖心をもっているサインです。
自分の身を守ろうとしていて、追い詰めると攻撃してきます。
・腰を上げ、背中やしっぽの毛を逆立てながら背中を丸めている
相手に対して攻撃心をもっているサインです。
自分自身を大きく見せようとしています。
ちょっとした刺激で攻撃してくるので、目を合わせず、猫を刺激しないようにしましょう。
普段、愛猫がよくみせるボディランゲージはありましたか?
愛猫の気持ちを理解することで、問題行動の予防にもなり、愛猫とのよりよい信頼関係も築いていけると思います。
次回も私の回では猫の問題行動に対する予防や解決策についてご紹介しようと思います。
お楽しみに!